テリー しかし真面目な話、子どもは3人目を作る予定はあるの?
熊田 そうですね。私はもう1人欲しいし、主人も「いいよ」って言ってくれているので、あとは事務所との話し合いですね。
テリー 熊田は稼ぎ頭だから、事務所にしてみたら、これ以上子どもが増えて時間を取られるより、もっと仕事をしてほしいんだろうけどな。
熊田 やっぱり、そうなんでしょうか?
テリー ただね、それは考え方が逆なんだよ。周りからの見え方として、子どもの1人目は「ペット感覚みたいな感じで産んだんじゃないか」みたいな感じだよね。でも2人目を産むと、キチンと子どもに人生を賭けているんだ、と理解した目線に変わる。
熊田 ああ、なるほど。
テリー さらに3人目、4人目となると、今度は「偉い!」っていう尊敬の目線に変わってくるんだよ。例えば、谷原章介さん。あの人、今、子どもが6人もいるんだけど。
熊田 多いですよね。
テリー あんなに甘いマスクで、性格もすごくよくて、さらに子どもが6人もいると思うと、ちょっと格が違う人に見えるんだよ。「きっと俺なんかとは全然違う人生観や高い意識を持って生きてるんだろうな」ってね。
熊田 へぇ~。
テリー だから熊田もあと1人、2人産むと、絶対周りの見方が変わってくると思うね。今までとは違う仕事が来るだろうし、たぶん自民党から出馬要請が来るよ、ポスト三原じゅん子として。
熊田 いやいや、とても私に政治なんかできないですけど(笑)。でも、そのぐらいの価値が出てくるってことですか?
テリー そう。そのためには、早くセックスができる環境を作らないとダメなんだよ!
熊田 アハハハハ! やっぱりそういう話になりますか(笑)。でも、正直言うと、最近主人は別の部屋で寝てることが多いんですよ。仕事から帰ってくるのがだいたい深夜1時ぐらいなので、「赤ちゃんを起こしたら悪いから」って。
テリー それはわかる。そんな時間に帰ってきたら、あとは何もやりたくないものな。旦那の仕事、休みはないの?
熊田 日曜日だけですね。
テリー ということは、土曜の夜がチャンスだ。
熊田 でも、土日は私がいちばん大変なんですよ。幼稚園も休みなので、朝からずっと子ども2人の相手をしていないといけないんです。
テリー じゃあさ、土曜日の夜に子ども2人を実家のお母さんに預ければ? たしか、近所に住んでるんでしょう?
熊田 あっ、それはすごくいい案ですね。
テリー 悪くないよな。俺、最近心理学を研究しているんだけどさ。
熊田 ええっ、そうなんですか。
テリー うん。フロイトの本を読んでたりするんだけど、子どもを親元から離すっていうのは、寂しさに耐える訓練になって、子どもの自立心を育てるのにいいらしいよ。
熊田 確かに、おじいちゃん、おばあちゃんも、孫が通ってくれるとうれしいでしょうしね。
テリー よし、じゃあその手で3人目いこうか。
熊田 そうですね(笑)。今回も、これを機会に3人目頑張ってみます。