本サイトでもたびたび報じている通り、そのルックスに関する話題も多い浜崎あゆみだが、本業の歌手としては、全国60公演ものロングツアーを行っている。日本中を移動しているからだろうか、ここに来て、彼女に旅上手なのではないか、という指摘がされている。というのも、去る6月28日、インスタグラムに名古屋で開かれるライブのため新幹線で移動中の彼女を写した写真がアップされたが、新幹線の席の取り方が旅慣れた人のそれだというのだ。鉄道ライターはこう話す。
「彼女が座っているのは、シートの柄から見てN700A系新幹線のグリーン席です。席の位置は各車両の一番後ろの左の窓際。8号車と10号車なら『17A』、9号車であれば『16A』になります。ここは後ろに席がないので気兼ねなくシートを倒すことができますし、スーツケースなどの大きな荷物を置くこともできる。いわゆる“勝ち席”。さすがです」
だが、一般に新幹線の席は左ではなく右の窓側が人気が高いとされる。これには理由があり、普通車では通路を挟み右側の座席が2列で左側の座席が3列のため、1人客は右側を選ぶというものだが、左右の席とも2列のグリーン車に常に乗る浜崎の場合は当てはまらない。それでも旅慣れているなら右に座りそうなものだとされる理由は、東京方面から名古屋に向かう際には、右窓側は車窓から富士山が見えるからだ。選択の詰めが甘いように思えるが──。
「車窓からの風景を捨てて、あえて左を選んだんだと思います。浜崎さんが乗っているのはおそらく『のぞみ』。すると名古屋までの間に停車するのは新横浜駅だけ。のぞみの多くは新横浜駅で4番線に停まるので進行方向右側がホームになり、ホームにいる人たちの目に触れる可能性が高いんです。それを避けるため、左を選んだのでは…。もちろん、切符を手配したのは関係者でしょうが、彼女の希望が伝えられているはず。やはり浜崎さんは旅上手なんだと思います」(前出・鉄道ライター)
さすがは歌姫。新幹線の席ひとつとっても凡人にはうかがい知れないこだわりがあるようだ。