浦和レッズに対する暴言でサポーターたちを敵に回すなど、何かと話題の上西小百合衆議院議員。ネット上では上西議員への怒りの声が渦巻いているが、彼女の地元である大阪7区では「これでは風評被害だ」とのボヤきが聞こえてくるという。
「大阪7区は吹田市と摂津市で構成されており、その両市民に対して『お前らが上西を選んだんだから責任を取れ!』との批判が寄せられているのです。しかし上西議員は小選挙区では二回連続で自民党議員に敗れており、いずれも重複立候補していた比例近畿ブロックで復活当選。そのため両市民にしてみれば『我々は上西を落としてたんや!』という思いが強く、『文句は日本維新の会や維新の党に言ってくれ』と迷惑がっているのです」(大阪出身のライター)
このように地元でも逆風の吹く中、上西議員は夏祭り巡りに精を出しているという。以前から選挙区内のお祭りには積極的に顔を出しており、今年も暴言による逆風にもかかわらず、何カ所もの夏祭りに足を運んでいるようだ。
「暴言の一件で罵声を浴びせられるかと思いきや、子供と一緒に記念写真を撮るなど、市民との交流を図っていたようです。ただ地元では以前から『上西の話なんか誰も聞いてへん』と半ば無視されていたらしく、議員としての存在感はなかったようですね」(前出・ライター)
昨年末には次期衆院選への意欲を示していた上西議員だが、最近はタレント転身に軸足を動かしつつあるとの観測もある。いずれにせよ地元からの支持を得るのはかなり厳しいのかもしれない。