ドラマ「僕たちがやりました」(フジテレビ系)に水前寺役で出演中の加藤諒。原作漫画に極めてイメージが近い彼は、“ハマリ役”と評判も上々だ。ツイッターでも「僕たちがやりましたの加藤諒は、めちゃくちゃハマリ役だと思う」といったコメントが見られる。
ドラマで、加藤がいじめられっ子にけしかけられた葉山奨之演じるマルに、激しく殴られるシーンが放送されると、それを見た視聴者から「加藤諒くんをあんなにボコボコにするなんてほんと許せない。涙出てきたわ…」「弱い男の子を集団でぼこぼこにするところは見るに耐えない…加藤諒くんとかにあんなことしなくても…」「僕たちがやりました観てるけど、加藤諒くんが可哀そう」など、加藤を擁護するコメントがSNSで数多くあがった。
そもそも“ウンコ”というドラマでの水前寺の呼び名自体がひどすぎる。しかし当の加藤は、そんなことはいっさい気にしておらず、むしろ“原作の大ファン”であるだけに「出演させて頂いて、すごく幸せです」と語っている。究極のバトルを繰り広げることに際しては、「撮影前に葉山奨之さんとお食事に行って“安全に本気でやりましょう”と約束した」とまで語っている。
「加藤は、10歳の時にバラエティ番組『あっぱれさんま大先生』(フジテレビ系)に出演。それ以来子役として『ガッコの先生』(TBS)、NHK朝ドラ『こころ』にも出演しました。最近では、昨年放送された『とと姉ちゃん』にも出ていましたね」(テレビ誌記者)
意外にも芸歴が長い加藤。そんな彼のトレードマークは、何と言ってもあの“ゲジゲジ眉毛”だ。
「『あっぱれ──』に出演していた時から、あの太眉で“マンガ顔”と呼ばれ、かなり目立っていました。本人もそれを意識してか、それ以降あの眉毛をまったく変えていない。私生活もまたぶっ飛んでいて、夜な夜なホラー映画を観賞しながら、大好きなきゃりーぱみゅぱみゅの曲で踊っているそうです」(前出・テレビ誌記者)
最近は忙しくなり、きゃりーのダンスを踊る時間もなさそうだが、そんな、加藤諒の異色ぶりが、どのように進化していくのか温かく見守っていきたいものだ。
(窪田史郎)