9月4日、「行列のできる法律相談所」にブルゾンちえみが出演。自分の考案した、男2人を両脇に付き従わせるスタイルに「良いパッケージ考えましたわ」と自信をのぞかせた。
「この日、出演者の北村晴男弁護士が、『巷に広まるブルゾンちえみ』現象ということで、フィギュアスケート・荒川静香の両脇に、ロシアのプルシェンコと、織田信成が居並ぶ写真を紹介していました。しかも織田はツイッターで、『細胞レベルで、スケートしてる?』と、ブルゾンおなじみのフレーズにかけてつぶやいていたんです。さらに長野県中野市の職員採用試験のポスターにブルゾンちえみwithBさながらに、男性2人、女性1人で写るモデルが掲載されていることも話題になっていると北村は紹介。このポスターの上には『新しい市役所で働きたくない?』と、これまたブルゾンが言いそうな言葉で応募を促していることも伝えてました」(芸能ライター)
振り返れば、かつて男の子2人と女の子1人で行動している時に言われた言葉が「ドリカム状態」だった。もちろんこれはかつて3人編成だった DREAMS COME TRUEになぞらえて表現したもの。その後、MY LITTLE LOVER、globe、Every Little Thing、Do As Infinityなども出てきたが、やはり『ドリカム状態』という表現自体はなかなか消えなかった。
「その後、『いきものがかり』が出てきたときは時代の流れもあったのか、男2人女1人でいるときは『なんか“いきものがかり”っぽいよね』と言う人も多かったようです」(前出・芸能ライター)
しかし、今やそのいきものがかりも活動を停止中。そこに飛び込んできたのがブルゾンちえみwithBだったというわけだ。つまり男2人女1人の状態を「ブルゾン状態」と言う時代が来たというわけだろう。このスタイルをみんながマネすればするほど自分たちの名前も浸透するとあって、ブルゾンが「良いパッケージ考えた」と思わずニンマリするのもわかる。
もっとも、彼らが売れなくなって言葉だけが残るのかもしれないが…。
(魚住新司)