神田沙也加が9月10日、自身の公式ツイッターを更新。フォロワーに苦言を呈した。「声掛けてくれるのもお手紙くれるのも本当に嬉しいです、どうもありがとう」と述べ、「でも、もう一度言うけれど急に肩や腕を触るのはびっくりするから本当に遠慮して欲しいです!!」「そろそろトラウマになっちゃう」とつぶやいている。相当頭に来ているようだ。というのも、コメントはさらにこう続くからだ。
「逆の立場でちょっと想像してみて欲しい。街で急に、知らないひとに『○○ちゃん』って腕や肩を触られたりトントンされたらびっくりしませんか?死角からだとほんとに驚くよ」
これに賛同する意見が続々投稿され、意を強くしたらしく「難しい想像じゃないって信じてます」とアピール。その後、自分に共感してくれたと感じたファンからの「みんな沙也加ちゃんが大好きなら本当にやめてあげよう!沙也加ちゃんは優しいからいきなり触ったり嫌な事をしなければ、いつも気さくに笑顔で対応してくれて手を振ってくれたりするよ!」とのコメントをアップした。合計5000を超える「いいね!」がつくなど、かなり盛り上がった。
こうした神田の言動について、芸能ライターが解説する。
「神田はインスタグラムやツイッターなどをフル活用し、みずから情報発信しています。ブログを持つ芸能人には、宣伝の場と割り切りファンからのコメント欄を作らず、一方的に情報をタレ流す人も多いんですが、神田はツイッターでファンの質問に積極的に返すし、時間が許せばリクエストにも応じています。おかげでリプライが多く、彼女の子供時代を知るファンは、神田と同様、アニメファンが多いため、友人のような気安さで応答し、親近感を感じているようです。神田は10歳で両親(神田正輝と松田聖子)が離婚して神田は松田に引き取られました。その寂しい日々を慰めてくれたのが、アニメやゲーム。友人も少なく、アニメ『セーラームーン』にハマり、声優を夢見ていたほどでフォロワーたちには、家族同様の感情を抱いているんです」
つまり、神田はファンとの距離が他の芸能人よりもグッと近く、だからこそファンも神田に気安く接触をはかってくるのだろう。とはいえ神田は、昔から一人歩きも趣味といい、その最中に突然肩を叩かれたら驚くのは当然。このぐらいしつこく要請しても、ファンも悪意にとることなく、神田の真意を汲み取ってくれるはずだ。
(塩勢知央)