プロスケーターの浅田真央が、12月10日にハワイで開催されるJALホノルルマラソンに挑戦することが、10月12日に明らかになった。4月に現役を引退、プロに転向した浅田にとって、新しい世界への挑戦となる。
「マラソンを走りたい気持ちを前から持っていた浅田は、今回のマラソンで4時間半切りを目標に掲げています。初挑戦のフルマラソンで4時間半切りは、なかなかハイレベル。専属トレーナーと練習を重ねていますが、身体能力の高い浅田であれば十分可能じゃないでしょうか」(スポーツ紙記者)
9月25日、27歳の誕生日を迎えた浅田は「新潟米コシヒカリ新CM発表会」のイベントに出席。その際、記者に27歳の抱負を聞かれ「ゆっくり歩くのではなく、走りぬきたい」とコメント。「ワクワクしている」と胸のうちを明かした。この時からすでに、ホノルルマラソンへの出場を密かに決意していたものと思われる。
浅田は9月17日に自身のインスタグラムも開設。こちらにもホノルルマラソンに向けた練習風景をアップする予定だという。インスタ開設日当日には、さっそく真央ファンから「真央ちゃん!インスタ開設待ってました!」「真央ちゃんインスタ始めてくれて、ありがとう~」など喜びのコメントが数多く上がり、開設から約1カ月たった現在までに6万4000人あまりのフォロワーがおり、根強い真央人気がうかがえる。
とりわけ“ホノルルマラソンへの挑戦”が明らかになった12日朝には、すぐさまフォロワーから「マラソン応援しています!頑張ってくださいね!!」「ニュース見ました…朝から力を貰いました。応援してます♪」など多くの声援の声が寄せられた。
ちなみに姉の浅田舞は2013年に名古屋ウィメンズマラソンに出場し、タイムは5時間4分32秒だった。浅田は、姉を上回るタイムに照準を合わせてきた。
「引退したとはいえ、現役時代から切磋琢磨してきた二人。姉の舞は、8月に初めて舞台に挑戦するなど活躍の場を広げています。真央も4時間半切りという高い目標にチャレンジすることで、現役時代の充実感を味わいたいのではないでしょうか。9月25日に27歳となった真央は、現役時代よりも体はやはりより女性らしくなっている。玉の汗をにじませ、懸命に走る真央の姿にも興味が集まるでしょうね」(前出・スポーツ紙記者)
12日には文化活動で業績をあげた個人や団体に贈られる「菊池寛賞」も受賞。引退してもなおチャレンジし続ける浅田姉妹にはますますエールを送りたい。
(窪田史郎)