お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太は酒での失敗談にコト欠かない。パーソナリティーを務める「山里亮太の不毛な議論」(TBSラジオ)でも、定番のネタになっている。10月18日放送の同番組でも、酔ったあげくのトンデモ話を披露した。
何でも、山里は富山の鱒寿司が大好物だが、それを、10月14日に行われた、TBS関連のお笑いライブのMCを一緒に務めることになった同局の伊藤楓アナが、本番前に、山里の楽屋に差し入れしてくれた。「母からです」というメモも一緒だったという。
実は山里、10月4日放送の同番組で、伊藤アナのことを「よく言えば気さく、悪く言えばガサツ」なことから、「苦手、嫌い」と発言していたのだ。
「関係者の間では、山里が嫌いと名指しした人は、芸能界から消えるという伝説が囁かれています。実際に何人も消えていることから、“山ちゃんのデスノート”と言われるようになりました。伊藤アナもその噂を小耳に挟んでいたために、何とかしようと好物で釣る作戦に出たんじゃないでしょうか。ところが、一方の山里は、かなり偏った人間で、何でもかんでも悪い意味にとる。伊藤アナのことも、スタッフと気さくにしゃべる姿を、なれなれしくて相手との距離感がなく、軽い感じと一刀両断してしまった。つまるところ、器の小さい男なんです」(芸能ライター)
番組では、「母から」というメモについても、山里が伊藤アナを嫌いと言ったことを“母親にチクった”で毒づいた山里。が、自分の好物の鱒寿司はしっかりカバンに入れてゲットし、ライブでは、彼女とギクシャクしつつも、無事進行を終え、終了したという。その後、打ち上げの席に移動した。
「山里は伊藤アナがお笑いライブ中、舞台のソデで若手のネタを見て笑ったり、イベント終了後に率先して関係者に頭を下げて回り、打ち上げで気さくに歓談し、恋話まで披露するフランクさに、印象が180度転換。嬉しくなって酒が進んで泥酔。気がついたら、自宅のベッドで寝ていたそうです。胸にしっかと抱いていたのは、伊藤アナからの鱒寿司の空箱だったということです」(スポーツ紙記者)
それにしても、山里は一方的な先入観で、その場にいない人の好き嫌いを公共の電波であげつらったわけだ。結果、鱒寿司はゲットできたかもしれないが、何とも大人げなく、芸風だとしても、なかなか万人の支持は得られなさそうで…。
(塩勢知央)