視聴者も出演者も困惑してしまった。
11月6日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)では「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音との恋愛スキャンダルで名を広めた、タレントで歌手のほのかりんをクローズアップ。彼女が「ミスiD 2018」を受賞したことを受けてのドキュメント的内容だったものの、「なぜ今、こんな内容の放送をしたの?」という声があがっている。
「川谷との飲酒デートなどでやり玉に上がった彼女が、ミスiD受賞やその後のソロ歌手デビューも含め、いかにどん底から這い上がりつつあるのかを追った内容でした。それ自体は構いませんが、VTRの中の彼女の肉声で、川谷との破局後の心境を『すごい死にたい時があったんですけど、死ななくてよかったと思いました』と語っていたことが物議を醸したんです」(女性誌記者)
これにはスタジオのタレントのLiLiCoが、ほのかりんの今後に期待する予定通りのコメント後、「あんまり簡単に死のうと思ったとか言わないほうがいいと思う」「みんな、死のうと思ってどうのこうのって言うけど、そういうのもう止めよう」と本気で苦言を呈した。
「LiLiCoは本当に顔をしかめていましたからね。それも当然。座間の連続殺人が自死願望の女性絡みということで世間に大きな衝撃を与えたばかりで、しかもこの日は、座間の最新報道を放送した直後のほのかりん登場でしたから。LiLiCoだけじゃなく視聴者も憮然としたようです。なぜ放送したのか?という声があるのもうなずけます」(前出・女性誌記者)
「ほのかりんがいかに今どきのかまってほしい女子かわかった」「座間に連れて行かれなくてよかったですね」「朝から気分が悪くなった」「男に捨てられただけで何が死にたいだよ!」など、怒りと呆れ果てたコメントがネット上にも並んだ。ドキュメント後半には、番組側の「過去の自分に言いたいことは?」という質問に「生きろって。意外と簡単に生きれました」と、ほのかは語ったが、LiLiCoの表情がすべてを物語っていたようだ。
(飯野さつき)