「本当に頼む、一生のお願いだから怒り新党に戻しておくれ」「怒り新党はバラエティで一番好きやっただけに本当今のかりそめ天国に怒りが湧いてくるわ」「かりそめ天国つまんない。 怒り新党の方が面白かった。 有吉とマツコのトークが聞きたいのに…」
SNSをのぞけば「出るわ出るわ」状態なのが、失望と怒りのツイートの数々。彼らがヤリ玉に挙げているのが、マツコ・デラックスと有吉弘行がタッグを組んでお届けするトーク番組「マツコ&有吉かりそめ天国」(テレビ朝日系)だ。
「今年4月、それまで放送していた『マツコ&有吉の怒り新党』を引き継いだ形で始まった『かりそめ天国』ですが、視聴率的にはかなり苦戦しています。10月の数字で言うと25日6,9%、18日7,1%、11日6,2%、4日6,5%と6%台が多い」(芸能ライター)
ちなみに「怒り新党」時代はというと、アシスタントが夏目三久だった時代の2013年5月22日に13,3%という高視聴率を記録。また、同番組を受け継いで就任した青山愛アナの時代でも16年4月27日に11,4%をマーク。いかに「かりそめ天国」から視聴者が離れてしまっているかわかるだろう。
「11月1日放送回は、視聴者からのメールを紹介したのは1通のみ。あとはMr.マリックも見破れなかったマジシャンが登場してマジックを披露したり、披露宴の憧れ『お色直し』を番組でおなじみの“2代目・お菓子ちゃん”ことアシスタントプロデューサーの鹿島さんが体験するなど、2人のトークは二の次でした」(前出・芸能ライター)
この番組は有吉がラジオをのぞけば唯一、生き生きとしているように見える番組だけに、マツコとのトークに期待している人も多い。迷走しているならいっそ「怒り新党」に戻したほうが賢明なのでは、といった怒りの声はこのままだと当分収まりそうにない。
(魚住新司)