その抜きん出た美貌で根強いファンもいるタレントの杉本有美が、8月に4年間所属していた事務所を退社していたことを自身のブログで発表。今後はフリーランスとして活動するという。ところが、そんな杉本の独立報道の記事の中に「昨年末に4歳年下の一般男性と結婚していた」と記してあったことで、多くの男性ネット民から「えっ?」という驚きの声が上がっている。
「大半が杉本の結婚を知らなかったというものです。彼女ほどの美女タレントなら、昨年末の入籍時点でそれなりのニュースになってもおかしくなかったはず。いかに最近は存在感が薄かったかの裏返しでしょう。今回の報道で久しぶりにネットに写真がアップされると『やっぱり美人』『どうしてもっと売れなかったのか』『綺麗なだけじゃダメなんだね』など、首をかしげるような声が多かった。それらを目にしたことで、一部のメディア関係者は『もったいなかったね』と改めて苦笑いというわけです」(週刊誌記者)
小中学生時代からモデルの仕事をしていた杉本が、本格的にブレイクの波に乗ったのは06年頃に漫画誌でグラビア展開を始めてから。当時のライバルたちよりもひと際抜きん出たルックスとスタイルで、瞬く間にグラドル女王にも王手がかかったという。
「ところが、当時在籍していた事務所の方針か本人の意向か、水着を披露する場を超メジャーな媒体だけに完全に絞ってしまったのが大失敗。男性読者の多い他社の雑誌からもオファーがひっきりなしだったようですが、けんもほろろに断るのは当たり前、中には彼女だけは水着ではなく洋服で表紙を飾ることを泣く泣くOKした出版社もあったようです。そうした“上から目線”は多くの媒体にソッポを向かせることにもなりました。彼女が思ったほどブレイクせず行き詰った時、助けてくれるメディアはほとんどなかったようです。彼女のグラビア素材が届いても『今さら何だよ』と放り投げた編集者もいましたね。それでも結婚したことさえ知られていなかったのは、当時の勢いからするととても残念です」(エンタメ誌編集者)
結局、イケイケ当時の事務所とはギャラの未払いで裁判も起こした杉本。過去の戦略失敗の時間は取り返せないが、まだまだ美貌は健在。ぜひ巻き返しを見せてほしいと思っているファンも多いかもしれない。
(小机かをる)