一時期の低迷を脱し、平均視聴率20%以上をキープしている朝ドラ「わろてんか」(NHK)。主人公のてんと結婚を誓った相手である、松坂桃李演じる藤吉が、自身の夢である寄席「風鳥亭」をオープンさせた第7週は、11月17日現在、視聴率は20%以上を推移している。
しかし、好意的な感想ばかりではない。どころか、ネット上には批判的な意見が目立つのだ。
「内容について指摘しているところから、ちゃんと見たうえで批判している人が多いことがわかります。多くは藤吉のポンコツぶりへの批判。自身の夢ばかり語って、肝心なところは高橋一生が演じる実業家の伊能に頼りっぱなし。そもそも、寄席を買うにあたって用意したお金も、てんの実家にお願いしていましたからね。お金と商才と人脈のある周囲の人に頼りっぱなしの筋書きに、共感できない視聴者が多いようです。また、藤吉を演じる松坂桃李にも『関西弁だとよけい大根ぶりが目立つ』『松坂のヘタさ加減はホントにひどい』などという苦言が見られます」(芸能ライター)
それでも20%台を維持できるのは、単なる視聴習慣か、物言わぬ大多数の人が満足しているのか。
視聴率も視聴者の感想も満足度が高い展開に期待したい。