1月15日に放送されたテレビドラマ「海月姫」(フジテレビ系)第1話の視聴率が、8.6%だったことがわかった。この初回視聴率は、月9ドラマとして歴代ワースト2位だという。
「月9の初回最低視聴率は、西内まりや主演のドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)の8.5%ですから、今回0.1ポイント上回った『海月姫』は、何とか最下位を免れました。しかし同ドラマは人気漫画を原作としており、14年に能年玲奈主演で映画化されたばかり。新鮮味がないため、今後さらに数字を下げる可能性があるでしょう」(テレビ誌記者)
また同ドラマは、放送前から瀬戸康史演じる女装男子役に大きな注目が集まっていたものの、フタを開けてみれば「顔はキレイだけど、肩幅がゴツすぎる!」「どう見てもおっさんじゃん」と、周囲が男だと気がつかずに接するというドラマの展開に、視聴者から辛辣な意見が殺到した。もしこのまま爆死視聴率が続けば、あの大ヒットドラマの続編開始が早まる可能性があるという。
「1月5日発売の『女性自身』によると、現在、フジでは福山雅治が主演を務めた大ヒットドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)第3シーズンの計画が浮上しているそうです。昨今の月9は、篠原涼子主演の『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』ですら最終回で視聴率4%台を記録するなど、壊滅状態にありますから、今回の『海月姫』も失敗するとなると、『ガリレオ』の続編計画を前倒しして早めるしかないでしょうね」(前出・テレビ誌記者)
昨年、山下智久主演の医療ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」の続編では成功を収めた月9。やはり現在のフジは、人気作の続編にすがるしか道はないのだろうか。