昼の情報番組「バイキング」でのMCが好評を博すなど、今やフジテレビの顔と言える存在の坂上忍。その坂上が3月に終了する「とんねるずのみなさんのおかげでした」の後継番組にて司会を務めることがわかった。あの「笑っていいとも!」の後継だった「バイキング」に続き、長寿番組の後釜番組を担当するのは、これで2本目となる。
「50歳にして芸歴47年の坂上は、まじめな性格とプロ意識の高さで知られており、フジテレビのみならずテレビ業界全体からの信頼が厚いタレントです。『とんねるずのみなさんのおかげでした』の後釜番組ではフジ側も失敗が許されないだけに、坂上起用という最も安全な策を選んだ形でしょう。そして坂上も『バイキング』での起用当初には何かと批判が多かったものの、じっと我慢して使い続けてくれたフジテレビには恩義を感じており、期待に応えたいと快諾したようです」(テレビ局関係者)
かようにフジテレビとは“相思相愛”の坂上。そんな絆の強さからか、毎年恒例となっている大型番組でも総合司会を務めることが内定しているという。
「今年の『FNS27時間テレビ』は坂上忍で間違いないようです。これまで31回放送された『27時間テレビ』では2016年に史上最低視聴率の7.7%に沈没。昨年は8.5%に持ち直したもののワースト2位で、今年は大幅なテコ入れが必要でしょう。そこで制作側では、このところ視聴率が上向いている『バイキング』の出演者をメインに据えたいと考えているとか。となると総合司会は必然的に坂上が担当するというわけです」(前出・テレビ局関係者)
低迷中の27時間テレビ“復活”は坂上忍の双肩にかかっているようだ。
(浦山信一)