芸能

バス旅ファンが涙する青森「奇跡の再会」で発覚した太川陽介「対決バトル」の大問題

 蛭子能収との「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が終了し、現在は「水バラ」(テレビ東京系)で新たなバス旅に挑んでいる太川陽介。「陣取り合戦」「BINGO対決旅」「路線バスで鬼ごっこ」「バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」と4つの企画を抱えている。

 元祖バス旅との違いは、対決方式であること。元祖はゴールできるかできないかだけだったが、今はそれに加えて、相手チームに勝つことも求められる。この変更が功を奏したと指摘するのは、テレビ誌記者だ。

「太川と相手チームリーダーの心理戦が展開されることになり、楽しむポイントが増えました。また、両チームの戦術を予想する、頭を使った楽しみ方もできます。旅番組というより『逃走中』(フジテレビ系)などのゲームバラエティー番組に近いのでは」

「バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」がスタートし、すぐに「陣取り合戦」「鬼ごっこ」「BINGO対決旅」と、同様の企画が次々とスタートしたことからみても、対決形式が好評なのは明らかだ。

 ところが6月29日に放送された「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦第8弾」で、対決旅の問題点をあぶり出したシーンがあったと、ファンに指摘されている。

 それは太川たちが青森県の野辺地町を訪れた時のこと。最終バスが行ってしまい時間を持て余した太川は、野辺地駅前にある松浦食堂を訪れた。先のテレビ誌記者が言う。

「この松浦食堂は、バス旅ファンには忘れられない場所です。10年に放送された元祖バス旅の第6弾でバス待ちの間に訪れ、大歓迎されました。バスの発車まで3時間もお店で待たせてもらい、蛭子さんなんて座敷で大の字になって寝てしまった。13年の第15弾で再訪し、この時も大歓迎を受けています。太川はお店の人たちを『すごい優しい、家族のような人たち』と話していました」

 食堂はすでに閉店してしまっているのだが、せっかくだからと太川一行は、お店の前へ。すると同じ建物で「松浦酒店」が開いているのを発見し、家族が経営しているのではないかと酒店を訪ねる。かくして奥から出てきたのは、食堂で大歓迎してくれたおかみさんだった。

 太川が3度も訪れてきてくれたことに、おかみさんは大喜び。食堂のシャッターを上げてみんなを店内に招き入れ、思い出話に花を咲かせた。おかみさんは宿を紹介してくれ、翌日の早朝に旅立つ太川を見送りに来てくれたのだ。

「ここはバス旅ファンなら泣いてしまう、感動のシーンでした。同時に元祖バス旅の良さを思い出しました。旅の魅力は地元の人との触れ合いにあります。対決形式の今は勝つことに夢中になるあまり、地元住民の人との触れ合いがほとんどありません。次は元祖バス旅のような旅を作ってほしい、そう思えた瞬間でした」(バス旅番組ファン)

 そんな切実な期待に応える企画は、はたして生まれるか──。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
メジャー移籍難航…阪神・青柳晃洋で球界騒然の「第二の上沢直之」「抜け道問題」
2
おいおい、またか!? 太川陽介が「路線バス乗り継ぎの旅8時間SP」の結果を放送前にネタバレ暴露!
3
「明石家サンタ」で露呈…爆笑問題・太田光の「要求」を実行した明石家さんまの「老いと引退」
4
【ホープフルS】最後はジョバンニで勝てる!本命候補を一気に3頭まで絞る「必殺ローテーション3連単」
5
「急に慰留」が始まった…遠藤航リヴァプールで「飼い殺し続行」の「南野拓実の二の舞」悲劇