長澤まさみ主演の「コンフィデンスマンJP」は、18年4月期にフジテレビ系でドラマ化。19年5月に「ロマンス編」が映画化され、興行収入は29.7億円だった。20年7月公開の第2弾「プリンス編」は興行収入38.4億円で、前作を上回るヒットを記録し、今年1月には第3弾の「英雄編」も公開された。
「第4弾の映画化があるとすれば、どうにも悩ましい問題が発生してしまいました」
そう言って表情を曇らせるのは、映画関係者である。
11月9日、真木よう子が、韓国メディアのインタビューで、独学で日韓の歴史を勉強したとして「過去のことを謝罪したかった。私が日本人だという事実が恥ずかしかった」と語ったのだが、
「これが今後の仕事にも影響が出るのではないかと思えるほど、物議を醸しているんです」(芸能ライター)
この放言をめぐっては、著名人もアキレるばかり。明治天皇の玄孫で政治評論家の竹田恒泰氏は、YouTubeチャンネル〈【公式】竹田恒泰チャンネル2〉で、次のように斬り捨てた。
「真実の歴史を学べばですね、日本人であることが恥ずかしいとか…そんなことになるわけがないですね」
お笑い芸人のほんこんも同様に、YouTubeチャンネル〈ほんこんちゃんねる〉でこの件に触れ、
「何の文献、読みはったんかなとか思うけどな…」
と首を捻るばかりなのである。この一件では視聴回数が32万回超と、ほんこんのチャンネルの中でも図抜けて関心があるようだった。
ここで「コンフィデンスマンJP」に話を戻せば、「英雄編」に謎の女として真木が出演している。
「ネタバレになるので詳しくは明かせませんが、第4弾を予感させる発言を、劇中で謎の女がしており、となれば必ず真木の出番があるわけです。今回の発言で、製作陣は頭を悩ませるでしょうね」(前出・芸能ライター)
思えば主要メンバーのひとり、東出昌大が唐田えりかとの不貞問題で、杏と離婚。作品のイメージに影響を与える中での、映画第3弾の公開だった。そこに今度は、歴史問題発言の大波紋。第4弾はどうなるのか。
(所ひで/ユーチューブライター)