「女優・真木よう子のツイッターは今、業界の注目の的ですよ」と話すのは芸能ライター。というのも主演ドラマの“視聴率”について珍しく言及しているからだ。
例えば、「2話の視聴率、4.5%だったよ!!!!関東圏のみ。地方では、8.9%出てるらしいですけどねぇ」であるとか、「夏は皆様やはり外に出てしまいますから夏に高視聴率を取るのは難しいのです」「大体、伝説のドラマとはこうして始まり右肩上がりで、最終話の予想だにしないラストを迎えるのです」といった具合である。しかし、なぜ「珍しい」と言えるのか。
「視聴率を巡っては、計測すること自体意味がないと言った異論もありますが、テレビやCM業界にとってタレントのパワーを考える目安は今も視聴率しかない。つまり自分自身の価値を反映してしまう視聴率を、タレントみずから話題にするというのはある意味“自死行為”なのです」(業界関係者)
ちなみに彼女がツイッターで言及している主演ドラマは「セシルのもくろみ」(フジテレビ系)。埼玉に住む普通の主婦がひょんなことから読者モデルとなり、夢をつかんでいくサクセスストーリーだ。しかし視聴率は初回5.1%を皮切りに、4.5%、4.8%、4.4%と爆死続き。7月スタートの全民放のゴールデン・プライム帯のドラマ中最低の記録なのである。
「当初はこのように散々視聴率について気にしていた真木も、最近はその呪縛から解き放たれたのか、それとも“あがく”ことをあきらめたのか、『今日も一日中撮影だぁ!嬉しいなぁ!楽しみだなぁ!』などと語っています」(前出・芸能ライター)
今後、視聴率が異常にアップするか、逆に急降下すれば真木もまたツイートするはず。ある意味、ドラマより楽しみだ。
(魚住新司)