スポーツ

坂本勇人を精神崩壊に追い込む「首脳陣の圧力」と「中絶スキャンダル」の破滅的ダメージ

 開幕から19打席連続無安打と絶不調が続く、巨人の坂本勇人。

 プロ17年目で自己ワーストとなる開幕4試合16打席連続無安打により、4月5日のDeNA戦はスタメン落ち。6日は7番・遊撃でスタメンフル出場したものの、3回は無死で右飛、5回は一死一塁で三ゴロ併殺、8回二死は投ゴロに倒れ、3打数無安打に終わった。チームも2試合連続の完封負けである。

 そんな坂本の現状について、プロ野球解説者の高木豊氏は4月5日に公開した自身のYouTubeチャンネルで、

「キャンプの時から状態は上がってこないとみていた」

 と説明。その理由は、

「自分がやろうとしていることと、首脳陣が求めていることのギャップがあるから」

 首脳陣はさらなる本塁打、安打数を求めるのに対し、坂本は年齢、体力的に現状でいいと考えており、そのギャップが埋まらなかったと解説した。その結果、

「ギャップを埋めようとして、もがいていると思う。でも、もがくからフォームが崩れる」

 というわけなのだ。

 一方で「やはりプライベートでの問題の影響が大きいのでは」と指摘するのは、スポーツ紙デスクだ。

「現在34歳で、肉体的な衰えが出始めているのでしょうが、昨年『中絶トラブル』が報じられたことで受けた、メンタル面でのダメージが相当効いているでしょう。球界屈指のモテ男でしたが、報じられた内容がエグすぎて、破滅的なイメージダウンを食らった。ダメージの大きさで言えば、不貞騒動で没落したアンジャッシュ渡部建と同レベルですが、渡部のようにいったん活動休止とはいかないのが厳しいところです」

 公私ともに精神的に追い込まれているのである。

(鈴木十朗)

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