巨人・坂本勇人が苦しんでいる。3月25日、東京ドームで行われた楽天とのオープン戦で23打席ぶりの安打を放ち、塁上で笑顔を見せたが、この時点でのオープン戦打率は1割以下と低迷。野球解説者の高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネル〈高木豊Takagi Yutaka〉で、これについての持論を展開した。
「坂本は坂本なんだよ。いろんな遊びがあって、全部が坂本だから。マジメな坂本なんか魅力がなくなるから。だからといって、遊びを推奨してるわけじゃなくて、オレは…。復活するには、坂本の心だよね」
高木氏は「遊び」が必要だと言うが、坂本の場合は度が過ぎるケースが次々と発覚。球界スキャンダル王と化している。
「独身ですから、お互い承諾の上であれば女性と遊んでもいいのですが、中絶強要トラブルや過激プレイ告発、暴力沙汰など、およそ『巨人軍は紳士たれ』とは真逆のものばかり」(スポーツ紙デスク)
坂本は昨年3月21日の練習中に「左内腹斜筋損傷」と診断されるケガを負い、シーズンは83試合、87安打と、08年のレギュラー定着から続けてきた3ケタの出場試合数、安打数を初めて割った。
坂本と同じくショートを守る中山礼人のオープン戦打率は3月25日現在、3割3分3厘。昨年ドラフト4位のルーキー・門脇誠も、24日の楽天とのオープン戦で3打数2安打と気炎を吐いている。若手の勢いは、坂本の心の回復など待っていられないのだ。
(所ひで/ユーチューブライター)