宮崎での巨人秋季キャンプが11月20日に全日程を終え、打ち上げた。原辰徳監督の挨拶の後、北村拓己が入団後初となる手締めを行なった。
北村は星稜高校、亜細亜大学を経て、17年ドラフト4位で巨人に入団。20年には57試合に出場して初安打、初本塁打、初打点を記録した。今季は33試合の出場にとどまり、9安打、1打点と不甲斐ない成績に終わっている。
同日に更新されたYouTubeチャンネル〈読売ジャイアンツ〉で、北村のシーンを見てみよう。
「今年1年、チームとして悔しい思いをしました。この秋季キャンプの成果を来季に繋げるためにも、これから入るオフシーズンがとても大切な日々になると思います。(中略)個人的には、来年は坂本勇人キャプテンのショートの座を奪えるように、ボク自身も命を懸けて頑張りたいと思います。(中略)来年はリーグ優勝、日本一、ともに喜びを分かち合えるように選手は頑張りますので、また熱い声援よろしくお願いします」
北村の決意表明には、原監督の思いが投影されていると、ネットウォッチャーは言う。
「原監督がフリーアナ・徳光和夫のYouTubeチャンネル〈徳光和夫の人生ジャイアン【日テレジータス公式】〉に出演した際、『(坂本)勇人を抜く選手が出てこないと、チーム力は上がらない。もう遠慮している場合じゃないですよね。北村だってもう少し体にキレが出たらね、持ってる器用さとか技術はありますよね』と期待を寄せていました。これに北村が発奮してのコメントに違いありません」
V奪回、そして「異常性癖スキャンダル」キャプテンからのレギュラー奪取を期して、決死の覚悟で臨む北村の来季や、いかに。
(所ひで/ユーチューブライター)