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政治
政治
歴代総理の胆力「鈴木善幸」(2)コペルニクス的“転身”で…
鈴木の経歴は、おもしろい。岩手県立水産学校(現・県立宮古(みやこ)水産高校)では弁論部に属し、一方で漁業協同組合組織とその活動ぶりに疑念を持ち、ここで改革の必要性に目覚めた。卒業時は、優等生であった。水産高校卒業後は農林省の水産講習所に入り…
政治
歴代総理の胆力「鈴木善幸」(1)「ゼンコー・フー(善幸って何者)?」
大平派最高幹部の鈴木善幸が、派閥領袖(りょうしゅう)の大平正芳の急逝により総理のイスにすわったのは、ロッキード事件にもまれ、なお影響力温存を窺った時の最大派閥の領袖、田中角栄の意向によるものだった。田中と鈴木は、昭和22(1947)年4月の…
政治
安倍昭恵夫人、「私的な“桜を見る会”を楽しんだ」写真報道で批判殺到!
桜の下で笑顔を見せる1枚の写真が波紋を呼んでいる。ライトアップされた桜の下で、芸能人の姿も見える総勢13名の中央でほほ笑んでいるのは、安倍晋三総理の妻・昭恵夫人。コロナ禍が広がる3月下旬、昭恵夫人が私的な“桜を見る会”を楽しんでいたと3月2…
政治
歴代総理の胆力「大平正芳」(4)「弱気でどうする」と角栄
この「40日抗争」に一応のピリオドが打たれたあとの第2次内閣でも、「反主流」の3派はホコを収めず、それから約半年後の5月には社会党が提出した内閣不信任決議案の本会議採決で、福田、三木の両派が欠席(中曽根派は一応出席)、ために不信任決議案は2…
政治
歴代総理の胆力「大平正芳」(3)角栄は大平を「宗教家」と評した
「アイツは宗教家だから、ワシらが動くしかない」「盟友」大平正芳が初めて名乗りを挙げた昭和53(1978)年11月の自民党総裁選で、田中角栄は田中派を総動員させ、「大平勝利」に全力投球した。首相退陣後、ロッキード事件が発覚、「闇将軍」としてな…
政治
歴代総理の胆力「大平正芳」(2)「オオダイラ君であります」
大平は初出馬では田舎のジイサン、バアサンにクソ面白くもない財政問題を懸命にしゃべったが、いかにもカタい話すぎて聴衆はシラケるのが常だった。「笑顔だけはステキ」と妙に婦人票が集まって、からくも当選を果たしたのだった。しかし、2回目の選挙では笑…
政治
歴代総理の胆力「大平正芳」(1)エピソードが物語る実直な人間性
戦後の総理大臣で初めて在任中に死去した人物が、この大平正芳であった。その「胆力」、リーダーシップは、多くの総理大臣がそうであったようないわゆる大言壮語的なものはまったく窺えず、「歩留(ぶどま)り」を低く設定するという重心の低さが特徴であった…
政治
豊田真由子、「劇的イメチェン」で急浮上する「バラエティ本格進出」!
2017年6月、元秘書に対する「このハゲー!」などの暴言・暴行問題が発覚し、世間を騒がせた豊田真由子元衆院議員。同年、選挙で落選したことにより表舞台から姿を消していた彼女だが、ここにきて「まさかの復活」を果たし話題となっている。3月9日放送…
政治
トランプ大統領、「欧州渡航30日間停止」はバスケットボールを基準に決めた!?
アメリカのトランプ大統領は3月12日、新型コロナウイルスの感染防止を目的に現地時間13日からの30日間、ヨーロッパからのアメリカ入国を停止すると発表した。イギリスは除外されるほか、アメリカ人とその家族は対象外となる。この措置に対して賛否さま…
政治
豊田真由子、「バイキング」出演で好印象よりやっぱり目立った“残念な”声
3月9日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、秘書へ「このハゲー!」と暴言を浴びせ話題となった豊田真由子元衆院議員が久しぶりのテレビ出演を果たしたのだが、その容姿があまりにも変わりすぎていると、ネット上で話題になっている。「ハーバード大学…
政治
歴代総理の胆力「福田赳夫」(2)「天の声にもヘンな声がある」
しかし、一方で「安定成長」を旨とする志と異なり、政権を取った直後の次年度予算案は景気回復が要求されており、景気刺激策として苦渋の赤字国債の大量発行を余儀なくされた。また、折から日本赤軍による日航機ハイジャックという「ダッカ事件」が発生、乗員…
政治
歴代総理の胆力「福田赳夫」(1)「天がこの福田を要求するときが必ず来る」
戦後の大蔵省(現・財務省)史をくくってみると、飛び切りの秀才はどうやらこの福田赳夫と宮澤喜一の二人となりそうだ。同省関係者で、それを否定する者もほとんどいない。その頭脳明晰な福田のトップリーダーへの道は、徹底した「王道」志向であった。政界入…
政治
歴代総理の胆力「三木武夫」(4)「武夫よ、黙すなかれ」
さて、それまでまずは順風満帆、淡々とした政治家生活だった三木が、初めて闘争心を露わにしたのは、睦子との結婚生活がキッカケのようであった。それは、三木の「男は勝つまで、何度でも勝負する」といった言葉に表れている。三木は、「政治の近代化」「反官…
政治
歴代総理の胆力「三木武夫」(3)睦子夫人の存在が「駄々っ子な三木」を支えた
「睦子が男として生まれていたら、間違いなく三木より先に総理大臣になっていただろう」という声は、後年、三木武夫を知る政財界の中で定着していた。「昭和電工」を創業、「森コンツェルン」の総帥にして経済界の一翼を担った森矗昶(のぶてる)の二女で三木…