この藤澤を凌ぐほどメディアからラブコールを受けているのが、チームのムードメーカーたる吉田姉・知那美だ。
「藤澤は帰国後のインタビューなどで泣きじゃくっていましたが、中部電力時代は肝心の場面でショットを決められない“ガラスのスキップ”で、精神的にモロいところがあった。チームに加入した当時も、他メンバーとなじめずに退団してしまうのではと見られていたほどなんです。その点、吉田姉は海外留学仕込みで英語も堪能、海外選手と氷の状態など情報交換をするほどのヤリ手。明るい性格と周囲をなごませるおしゃべりが大人気で、整理できないくらいオファーが殺到しています。すでに大手芸能事務所や代理店が獲得に動き出しているようです」(スポーツライター)
上田氏もこれに同調する。
「吉田知那美は試合中に体を使って喜怒哀楽を表現するので、ナイスボディが際立っているんです。Tシャツの上からでも巨乳ぶりが目立ちます。むしろ、芸能界に向いている素材でしょう。余談ですが、“美尻度”では、ストーンを投じる際に突き出されたお尻に中のパンツが食い込むさまがバッチリだった鈴木を推します」
すでに、LS北見は「JAL」のCMに出演しているが、今後、新スポンサーからは引く手あまただろう。
「チームのサポーターが『NTTラーニングシステムズ』であることから、今後、NTTの企業CMに起用されることが濃厚です。また“もぐもぐタイム”が話題となって以来、彼女たちに『食レポをさせる企画』がテレビ各局で多数出ており、製菓メーカーもCM起用を検討しているようです。5人セットで、ゴールデンタイムの1時間番組に出て50万円のギャラ、CMなら2000万円の契約が可能でしょう。単体としては、藤澤ならば1000万円の契約も夢ではない」(広告代理店関係者)
すでに、カーリング初の五輪メダル獲得で報奨金もゲットしているが、
「JOCからは金で500万円、銀で200万円、銅で100万円。これとは別に競技団体からも同額の報奨金が選手に支払われる。例えば、金銀銅と3つのメダルを獲ったスピードスケートの高木美帆(23)は1600万円、2つの金メダルを獲った高木菜那(25)の場合は2000万円が支給されます。これに対し、マイナー競技のカーリングには団体の報奨金の規定がないため、選手5人が手にすることができるのはJOCから、おのおの100万円のみとなります」(前出・スポーツライター)
さらに、高木菜那が所属する「日本電産」は報奨金4000万円と3階級特進の係長待遇を発表した。メダルの価値はその色だけでなく競技によっても大きく変わるようだ。
「今回、カーリング娘は3位決定戦で、イギリスのミスショットによりたまたま勝利が転がり込んできたが、もしメダルが獲れず下位の成績で終わっていたらチーム存続は難しかった。カーリングは五輪イヤーの4年に一度しか注目されないだけに、継続的にカーリング人気を維持するためにはあらゆる手段を使って露出することが求められるのです」(前出・スポーツライター)
今後のLS北見について、バンクーバー五輪に出場したチーム青森の元マネージャーとして本橋をサポートしていた近藤学氏が語る。
「3位という結果はみごと、ナニかを持ってるなと感心しました。本橋選手は最後まで試合には出場しませんでしたが、チームの柱として重要な役割をやり遂げた。8年前にチームをゼロから作った彼女でなければできない大仕事だったと思います。さすがでした。CMやテレビの出演も、実態はわかりませんが、彼女たちならば、あくまで競技者ということを自覚して吟味していくでしょう。今後、銅メダル効果でカーリングがさらに普及することに期待します」
LS北見が報奨金以上の副産物を生み出したのは間違いなさ“そだね~”。