いまだその人気は衰え知らずのようだ。
今、最も勢いがあるアイドルグループの一つ・乃木坂46の卒業メンバーたちの活躍ぶりがここに来て顕著だ。結成から6年目で東京ドーム公演にたどり着いている同グループだが、最近は生駒里奈を筆頭に主要1期生メンバーの卒業が相次いでいる。公式ライバルグループのAKB48グループのOGたちも、グループ卒業後はなかなかメディアに出演することができず、ソロで活動していく難しさを身をもって知っていることが推察できるが、対照的に乃木坂のOGたちは順調なスタートを切っているメンバーが多い。
「まずは昨年12月に乃木坂を卒業したばかりの伊藤万理華。芸術的センスにあふれ、乃木坂内でも独特のキャラクターでポジションを確立していた伊藤は、卒業2カ月後の2月20日、自身22歳の誕生日に写真集『エトランゼ』をリリースしていますが、ここで水着やアンダーウエア姿も解禁しており、キュートなヒップがかわいらしく、大好評です。実は、卒業後の発売とあって売り上げ面も心配されていましたが、初週で2万部を売り上げ、『写真集部門』の2位にランクイン。“恐るべし、乃木坂効果”と言えるでしょう」(アイドル誌ライター)
また、卒業して業界で活躍するメンバーの中では、最も乃木坂時代に人気を獲得していた深川麻衣も昨年舞台「スキップ」で舞台初主演。今年2月には「パンとバスと2度目のハツコイ」で映画初出演にして初主演しています。
「また、深川は2月24日に放送されたバラエティ番組『全力! 脱力タイムズ』(フジテレビ系)にゲストコメンテーターとして出演。キャラに似合わず、ボケを連発するという立ち位置でしたが、そこにも無難に対応してバラエティ番組でも全然やっていけるという可能性を示せたのも大きい」(前出・アイドル誌ライター)
さらに4月になれば、2014年にグループを卒業していた市來玲奈が日本テレビにアナウンサー職で入社。今後は番組で市來と乃木坂の絡みが見られることが期待できるために、そのあたりもファンとしては楽しみなところだろう。
(石田安竹)