東京メトロ千代田線「乃木坂」駅の発車メロディーにグループの代表楽曲「君の名は希望」が今春から起用されることが決定するなど、2016年のさらなる活躍を期待させる乃木坂46。
1月10日には幕張メッセで今年1発目となる全国握手会が行われたが、早朝からたくさんのファンが会場に足を運び、会場は大混雑。AKB48ファンの間でも、「乃木坂の握手会の混み具合がカオス過ぎる」と言われるほどで、その人気はいまだ上昇傾向にあるようだ。
「14日からは3月23日に発売予定の14枚目シングル(タイトル未定)の個別握手会の1次申し込みがスタートしていますが、応募が殺到し、運営サイトも処理が追いつかない状態。どうやら年末の紅白出演も新たなファン獲得に貢献したようですね」(アイドル誌ライター)
また、ファンの絶対数だけではなく、その応援の熱量も上がっているのだという。前出・アイドル誌ライターはその理由をこう分析する。
「一番大きいといえるのが、予期しなかったメンバーの卒業でしょう。昨年12月に永島聖羅、今月7日には最新シングルでフロントを務めた主力メンバーの深川麻衣が突然の卒業を発表。乃木坂46は『紅白出場』を目標に掲げていましたが、昨年、それを達成したことで卒業という決断をするメンバーが出てきたというわけです。それに関してはファンも理解しているつもりですが、乃木坂46はAKB48ほど歴史があるわけでもなく、それほど頻繁にメンバーが卒業したこともありません。いつメンバーが卒業発表するかわからないと身をもって知ったファンたちが、後悔しないよう全力で応援しようと決心したようです」
ネットのスレッドなどを見てもわかるが、確かに最近の乃木坂ファンの士気は非常に高い。しかも、グループでトップクラスの人気を誇る白石麻衣の卒業が近いという噂もたびたび伝わってくる現状だけに、ファンもメンバーたちと同じくらいの高い意識を持って、グループのどんな些細な動きも見守っていく構えのようだ。
(石田安竹)