元フィギュアスケート選手の浅田真央が、ミュージカル「メリー・ポピンズ」の取材のため、ドイツのシュツットガルトとアメリカのニューヨークを訪れる様子が、「表現者 浅田真央~メリー・ポピンズで開く新たな扉~」(TBS系)で放送された。現在、自分ですべてをプロデュースする公演のプランニング中という浅田。3月4日に同番組で放送された今回の旅ではミュージカルの舞台裏も取材し、大きな収穫となったようだ。
「衣装からステージ上の道具類まであれこれと手に取り、質問し、エンターテインメントにするためにはどうすればいいのかを考える参考にしていました。生き生きした姿からは、引退後の充実した生活ぶりが伝わってきました。舞台の袖からミュージカルを見ている場面では、目をキラキラと輝かせていて、まるでシニアデビューした年の浅田そのものでした。あの頃のワクワク、キラキラとした表情でスケートを心から楽しんでいた姿は、その後のスケート人生ではあまり見られなくなってしまったように思いますが、引退後の生活で、そんな表情を見せてくれるのはファンにとっても嬉しいことではないでしょうか」(スポーツライター)
心の底から楽しく取材できた成果は、今後自身が演出するショーに反映されることだろう。
(芝公子)