自分の知名度に驕り高ぶっているのか?中居正広が羽田空港での入国審査についてクレームをつける場面が放送された。4月4日の「ナカイの窓」(日本テレビ系)では羽田空港の裏側に密着し、整備士や税関職員など空港で働く人たちがゲストとして出演。ここで中居は入国審査官に対して、みずからの入国審査について語気鋭く語り始めたのだ。
中居はパスポートを提示する手マネをしながら「ボクが自分で、中居正広ですよ! 顔も何も(パスポートに)書いてある」と強調。それでも入国審査官から「マスク取っていただけませんか?」と言われることを明かしたうえで、「取るよ? でも(入国審査管も)笑っちゃってるじゃん。一応『マスク取ってください』っていうのがあっちのルールかもしれないけど」と、マスクを外すことを強制されることへの不満をぶちまけたのである。
「もちろん中居は本当に怒っていたのではなく、ジョークの一環であることは明らか。とはいえ普段の生活ではほとんどの場面で特別扱いされる自分が、入国審査に関しては他の旅行客と一緒に審査ブースに並び、衆人環視の中でマスクを外さなければならないことについては、不満を抱いていても不思議はありません。中居であれば海外旅行はファーストクラスが当たり前でしょうし、搭乗前もラウンジで静かな環境を味わえますが、入国審査や税関審査だけはいっさい、特別扱いはありませんからね」(海外旅行に詳しいライター)
芸能人といえども一国民であることに変わりはなく、特別扱いなどありえないのは明らか。そのうえで入国審査に文句を付ける中居の態度を尊大だととらえる向きもあるかもしれない。しかし中居に関しては同情すべき点もあるという。
「地方公演の前後には、空港や駅で多数のファンが待ち構えているのは日常茶飯事。かつて一人で新幹線に乗った時は隣の席がファンだったため、みずから席を代わってもらったこともあったそうです。さすがに国際線では追っかけのファンもいないでしょうけど、入国審査などで他の日本人に顔を見られるのは落ち着かないでしょうね」(芸能ライター)
なお、入国審査場ではセキュリティの観点からあらゆる撮影が禁止となっている。もし空港で中居の姿を見つけても、スマホを取り出したりしないようにしたいものだ。
(金田麻有)