9月に結成25周年を迎えるにもかかわらず、記念ライブを開催する気配のないSMAP。そのリーダーでもある中居正広は、7月27日放送の「ナカイの窓」(日本テレビ系)にて、もはやSMAPでのライブに興味を失っている様子を見せていたという。テレビ誌のライターが指摘する。
「今回の放送ではこれまで以上に、歌やライブに対して後ろ向きの姿勢が鮮明になっていました。たとえば、ゲストの声優がアフレコを少し間違っても機械で直すことができると語ると、『オレもドレミで音を外しても、機械で直してもらえる』と告白。さらに番組後半では中居がしゃべるシーンに声優がアテレコする様子を生披露したのですが、ここで中居は『口パクは得意だから』と、普段のライブでも口パクしていることを暴露したのです」
これらの発言は今回が初めてではなく、すでに中居自身が明かしてきたものだ。ただ今回の発言が特徴的なのは、会話の流れで促されたのではなく、みずから進んで裏事情を口にした点にある。しかも中居は番組の中で、これまでのSMAPのライブを否定するような発言まで繰り出していたというのだ。芸能ライターが驚いた様子で語る。
「女性声優が5時間くらいのライブをやると語ると、中居は『え~! 5時間何やってるのさ? 5時間って尋常じゃない』と驚きの顔を見せていました。しかしSMAPでも4時間を超えるライブは当たり前で、5時間近くに及んだこともあります。そんな長時間ライブをみずから否定したことは、中居がもはやSMAPのライブに興味を抱いていないことの表れだと言えそうです」
そのライブで中居は20分にもわたるソロダンスを披露し、他メンバーのファンがトイレタイムとして活用していたという。そんなファンの行動を許容していた中居だが、現在のSMAPを巡る状況についてはもはや、許容できないレベルに至っているようだ。
(白根麻子)