4月21日に東京・新宿御苑で開かれる安倍晋三総理が主催する「桜を見る会」に招待された夜の飲食店のキャスト嬢の写真を4月5日発売の「週刊文春」が掲載している。同会は毎年、皇族や政財界、各国駐日大使、スポーツ・芸能界などさまざまな業界から1万人以上が集う一大イベント。今年は名古屋の夜の飲食店でカリスマ的な人気を誇るキャストとして知られる“エンリケ”こと小川えりが初参加し、色を添えることになった。
記事では高級シャンパンのドンペリを注ぐ、小川の姿を掲載。2日間に渡って行われた昨年の誕生日イベントでは、1億円以上を売り上げたというから、タダモノではない。さぞかし政界にもパイプがあるのかと思いきや、政治家の知り合いは皆無。にもかかわらず、自宅に同会の招待状が届き、本人も驚いたようだ。
「森友学園・加計学園問題で支持率が低下した安倍内閣のイメージアップ作戦とも考えられます。ネガティブな目で見られることが多いこうした飲食店ですが、自分たちはそんな“夜の商売”にも理解を示し、柔軟であることをアピールしたいのではないでしょうか」(週刊誌記者)
単なる話題づくりのために招待された感が否めない小川だが、ツイッターでは“深イイ話”をつぶやいていると評判だ。
「怒ってくる人っているけど、どーでも良かったら怒るのもめんどくさいよね。怒ってくれる人を大切にしよ」(4月2日)
「理不尽な事で怒られたとしてもその場は謝っておこう。そして誰にも愚痴を言わないでおこう。自分の心の中に閉まっておこう」(3月25日)
「1人のエース(太客)を作らないようにしてる。1人のお客様だけに依存するのはヤダな。エースが切れてしまった時に売上下がって病むのが想像できる。客単価も確かに大切だけど組数が多い方が長い目で見ると強い」(3月24日)
桜を見る会では、難題が山積みの総理は小川に相談してはどうか。
(石田英明)