本音だったのかもしれないが、あまりにストレートに言い過ぎた?
千原ジュニアが4月7日にネット配信された報道情報番組「Abema的ニュースショー」(AbemaTV)に出演。毎年4月に総理大臣主催で行われる「桜を見る会」への誘いを辞退していたことを明かした。
問題のくだりは同番組で、政府による3度目となる国民栄誉賞の打診を固辞したイチローの話題を取り上げた際のことである。マーケティングアナリストの原田曜平氏がイチローについて「スーパースターなんだけど、どこか生意気だったり、斜に構えていたりする。この世代は団塊ジュニア世代と言われていて、ちょっと反発的」と、辞退した理由を分析すると、ジュニアは「まったく違いますけど」と切り出し、自分も、「桜を見る会」の誘いを辞退していたことを説明。続けて、辞退した理由については「知らんおっさんと見たないわと思って断った。これも世代なんですかね?」と、面識がない人と桜を見たくないと素直に語っていた。
とはいえ、「桜を見る会」の誘いを受けるということは世間一般で考えれば光栄なことと受け取られているだけに、ジュニアのパンチがある発言にスタジオも一瞬静かになっていた。案の定、世間の人々からも「断るのは自由だけど、もう少し言葉選ぼうよ」「本当は誘いがあったことを言いたかっただけじゃないの」「友達からの誘いじゃないんだからさ、知らんおっさんってダメでしょ」「40をすぎたおっさんがするコメントじゃないよね」「(兄の)せいじがそう言ってるならわかるけど、ジュニアがそんな人だったとは…ショック」など、ジュニアに失望したという声が多数上がっている。
「やはり催し事が催し事なだけにもっと気を遣う必要があったのでは? ということですよね。むしろ、相手は国を代表するお偉いさんたちの集まりなわけですから、『自分は場違いだから』ぐらいに自分を下げる発言をしてもよかったと思ってしまいます。 若手時代は“ジャックナイフ”と言われ、周囲の芸人たちに恐れられていた過去もあるジュニアですが、ここでジャックナイフぶりを発揮しなくてもよかったのでは…」(エンタメ誌ライター)
今回のこの発言で、来年から声がかからなくなる可能性は高くなっただろう。
(権田力也)