4月15日に開かれた関ジャニ∞・渋谷すばるの年内グループ脱退およびジャニーズ事務所退所会見で、渋谷以上に注目が集まっている人物がいる。同グループメンバーの横山裕だ。
今回の退所会見は渋谷だけでなく、今後も活動するメンバーが、ケガで自宅療養中だという安田章大以外全員出席。これは異例のことなのだが、16日放送「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)では、MCの宮根誠司が横山に電話連絡したことを明かし、退所会見を全員で行った理由について質問すると「全部ファンのみなさんに正直にしゃべろうな、と(メンバーで決めた)」と横山が答えたと告白した。渋谷1人だけの会見では、場合により他のメンバーの心情などについて臆測を呼ぶかもしれない。ファンのためにジャニーズ史上初めてとなる、メンバー全員出席による退所会見となったことを説明したという。
「横山は会見冒頭で『今日という日が来ないでほしいという思いでいっぱいでした』と涙声で切り出し『すばるの思いは強く、迷いがなく、ボクたちも下を向いてちゃいけない』と気持ちの切り替えを語ったものの、終始表情は硬いままでした。他人の気持ちに敏感な横山は15年公開の映画『味園ユニバース』で主役を演じ、魂を絞り出すかのように歌う渋谷を見て、もしかしたらジャニーズを辞めて音楽に専念したがっている渋谷の本音を感じ取っていたのかもしれません」(女性誌記者)
会見ではインタビュアーから泣いていたことを突っ込まれると「泣いてません」と強がりを言って笑いを誘った横山。また、ファンクラブ専用サイトで「横山裕(侯隆)」と本名の「きみたか」名義で「友達としてはこれからも一緒にいてほしかった」などと正直な気持ちをつづっていることがネット上に拡散されているため「会見で泣いていた横山見てめっちゃいいやつと思ったけど、ネットのコメント読んだらファンでもないのに泣けた」といった声が噴出。横山に涙で、ファンにとって渋谷の退所が、より一層悲しく印象深いものになったかもしれない。