さて、再ブレイクという状況は、栄光から転落の落差が大きければ大きいほど劇的である。最後は、まさに最大の復権を目指す女史に登場願おう。
日本中を巻き込んだSTAP細胞騒動から約4年。かつて“リケジョの星”とも呼ばれ、純朴な割烹着姿で好感度も高かった小保方晴子氏(34)である。
理化学研究所(以下、理研)の研究員だった小保方氏は、14年1月にSTAP細胞の発見およびその研究内容を発表したが、ほどなくさまざまな研究不正の疑義が発覚して奈落の底に──。同年12月に理研を退職した。
16年1月に手記「あの日」を出版するも、同年に「婦人公論」での対談企画に登場した以外は、公の場に姿を見せることはなかった。それが今年3月、「小保方晴子日記」を上梓し、同誌の誌面に登場したのだ。
そしてインタビュー記事とともに掲載された、グラビアが話題を呼んでいる。
撮影は、宮沢りえのヘアヌード写真集「Santa Fe」をはじめ、数多くの女性芸能人を撮り続けてきた篠山紀信氏が担当。グラビア誌関係者が言う。
「アイラインをしっかり施したパッチリとした大きな瞳に、おでこを出して清潔感とセクシーさを兼ね備えたヘアスタイルと、実に作り込んでいる。21万円とも言われる海外高級ブランド『GUCCI』の新作ワンピースに身を包んで、モデルばりのポージングまで披露する様は、完全にソノ気でした」
同誌のグラビアが公開されると、ネット上に〈可愛すぎる!〉〈STAP細胞でかなり若返った!?〉などといった声が飛び交った。
とはいえ、「バイキング」(フジ系)で坂上忍が「けじめをとっていないと思う」とツッコミを入れたように、一部のファン以外からは手厳しい意見も多い。だが、大手芸能事務所のマネージャーは、小保方氏のタレント性について、こうまくしたてたのだ。
「昨今の芸能界は“炎上商法”花盛りで、話題になってナンボ。たとえ世間全般から叩かれようと、実際にコアなファンを持っていることがタレントとしての商品価値を高める傾向が強い。そういう意味で彼女は知名度や話題性が抜群で、ヘタな女性芸能人よりもタレントとしての価値が高いと言えます。あの篠山紀信さんがグラビア撮影を手がけたのも、その商品価値をわかっているからこそでしょう」
実際、今回の小保方氏の“美しすぎるグラビア”の反響の大きさを受けて、水面下で複数の出版社がオリジナル写真集のオファーを出すべく、すでに企画を検討し、争奪戦が始まっているという。
「女性に共感を得られるような内容が前提ではありますが、グラビアでの“ヤル気”を見ると、十分に男性が見てセクシーな写真集も成立しそうです。水着姿の披露はもちろん、ベッドで横たわってのランジェリーショットまで見せたら、かなりの反響を呼ぶでしょうね」(グラビア誌関係者)
グラビアデビューで、再び“時の人”となった小保方氏、写真集出版はありま~す!?