連続ドラマ初出演で本格女優デビューを果たしたフリーアナウンサーの加藤綾子(33)。視聴率好調の裏で「女優専業宣言」が飛び出したと思ったら、共演者とのラブラブ急接近まで浮上。恋の予感も期待されるのだ!
芸能評論家の佐々木博之氏はカトパンをこう評する。
「元TBSの田中みな実(31)や、元テレビ東京の大橋未歩(39)など、局アナが次々とフリーに転向する中、人気は頭一つ抜け出しています。古巣のフジテレビだけではなく、NHKや民放からオファーが殺到していて、それだけ実力が認められているのでしょう」
16年4月末に8年間在籍したフジを退職してフリー転身後、スポーツ情報番組「スポーツLIFE HERO’S」(フジ系)の進行役を務めたカトパン。3月に番組が終了するや否や、ますます売れっ子ぶりに拍車がかかっているのだ。
「スポーツ現場の取材に行ったり、深夜の生放送なので、他の番組に出演する時間がなかなか取れませんでした。その足枷がなくなったことで、仕事依頼が増えているのです」(スポーツ紙記者)
4月から、産休の仲間由紀恵(38)の代役として「MUSIC FAIR」(フジ系)の司会や、新番組「世界へ発信!SNS英語術」でNHK初のレギュラー番組司会も任されている。さらに、女優のオファーも舞い込み、NHK朝ドラ「半分、青い。」への出演や、TBS日曜劇場「ブラックペアン」では、ジャニーズグループ「嵐」の二宮和也(34)との共演が話題になっている。
第3話の視聴率が12.1%と好調を維持する同ドラマは、シリーズ累計150万部を突破した海堂尊氏の人気作「新装版 ブラックペアン1988」(講談社文庫)が原作。二宮演じる天才外科医・渡海征司郎が医療機器メーカーや厚生労働省との癒着など、大学病院にうごめく「闇」に挑む医療ドラマだ。その中でカトパンは治験コーディネーター役として、重要な鍵を握っているのだが、ネット上では、〈稚拙な演技力〉〈お遊戯会レベル〉など批判の声も‥‥。
「めちゃくちゃ下手ではないけど、まだアナウンサーの印象が強くて、再現ドラマをやっているレベル。それでも鍛えられてきただけに、滑舌はよくてセリフの声は聞き取りやすく、いい面もあると思います」(佐々木氏)
そんな周囲の声を払拭しようと、カトパンは撮影現場で奮闘していた。ドラマ関係者がこう明かす。
「まだ慣れていないドラマ現場のはずですが、それほど緊張している様子はありません。加藤さんの役は医療用語が多くて覚えるのが大変で、本番前は撮影現場の隅っこで声を出さずに、口をパクパクしながらセリフを復唱しています。たまに鏡の前で表情の練習をしているのも見かけました」
休憩中には、共演者との息もぴったりどころか、“急接近”しているという、聞き捨てならない情報も飛び込んできた。