嵐の二宮和也といえば、仕事以外はゲーム三昧、自宅に引きこもりのゲームオタクとして知られている。ところがどっこい、さすが国民的アイドル。現役バリバリならではの抜群の身体能力を見せつける場面があった。
5月20日放送の「ニノさん」(日本テレビ系)で、「体を張ったゲームで賞金を手に入れろ!クラブ・ド・ニノサン」と題して、できそうでできないゲームに挑戦する企画が放送された。二宮は山崎弘也、IKKO、川田裕美、朝日奈央らと競いあった。番組専用通貨「ニノサン」を好きなゲームに賭け、クリアーできれば倍率に応じたニノサンを獲得でき、もっともいい成績を残した人に賞金10万円が贈られる。
最初に「これはたぶん、イケると思うの」と二宮が選んだのは、「ボール前転キャッチ」。自分でボールを上に投げて前転、落ちてきたボールをキャッチするというもの。自信満々の二宮は40ニノサンのうち、35ニノサンを賭け、チャレンジ。結果はまさかの失敗。マットに突っ伏し、ショックを隠せない二宮。「力んだ」のが、敗因だという。この失敗で本気になったのか、お次の「即興ダンスコピー」では、1人だけ完璧にクリアーしてみせた。
「15秒のダンスを2回見てパーフェクトにコピーすれば成功のこのゲームに『ダンスには自信がある』というアイドル歴8年の朝日とフリーアナの川田が次々失敗。二宮は初回から体を動かして覚えていき、2回目はモニターを見ながら、全体像を把握、笑顔で完コピしていました。同じ嵐メンバーの櫻井翔が『メンバーの中で一番覚えが早く、振り付けを見ただけですぐ覚える』と絶賛しただけのことはありますね。二宮も『やっぱり嵐ですからね』と鼻高々な表情だった」(テレビ誌記者)
ラストの「ロデオウェイター」も、二宮は難なくクリア。ロデオマシンに乗った状態で、30秒間両手に持ったお盆のグラスの中身をこぼさず、ボトルを倒さなければ、OK。二宮はまったく揺らさず、たぐいまれな平衡感覚を証明した。
「二宮の趣味は貯金と言われています。賞金10万円がかかっていただけに、スーパーパワーが出たんじゃないですか?かわいそうだったのは、逆転負けしたIKKO。カツラが外れ、化粧がとれ、着物がはだけてもなお頑張りぬいたんですが…」(芸能ライター)
「本当はIKKOさん優勝」と、讃えた二宮。気配り上手なあたりが国民的アイドルたるゆえんか。
(塩勢知央)