9月6日に放送された「VS嵐」(フジテレビ系)で、“嵐メンバーのなりたい顔”が発表され、ファンを驚かせている。
ゲストの土屋太鳳と芳根京子がW主演する映画「累-かさね-」で、キスをすると顔が入れ替わる設定から飛び出した質問だった。
「土屋が田中裕子、芳根が石原さとみと、リスペクトする女優を答えた後、嵐メンバーが思い思いの相手をあげていった。相葉雅紀は初めて買った写真集が彼女のだという内田有紀を、大野智は彫りの深い顔が特徴の竹内力、松本潤は顔も声も自他ともに似ていると認める東出昌大。櫻井翔はネットでそっくりと評判になった新垣結衣の名前を出した。その中でただ一人、外国人の名前を言ったのが、二宮和也。二宮はハリウッドスター、ジョージ・クルーニーを持ち出して『オレの身長のバランス考えるとちょっとおもしろくなるかなと思って。ちっちゃいあんな渋いおじさんいないでしょ、なかなか』と説明してました」(テレビ誌記者)
クルーニーは御年57歳のベテラン俳優。演技派で知られ、アカデミー賞のノミネートや受賞経験があり、監督・脚本・製作も手掛ける才人だ。ジャニーズの演技派と呼ばれる二宮ががっつりと組んで迫真の演技を戦わせても遜色のない相手だ。ジャニーズウオッチャーが分析する。
「二宮の公称身長が168センチ。嵐の中では、大野が166センチと一番小柄なので、170センチ超のメンバーを避けて、二宮は大野の隣にいることが多いんです。で、クルーニーは180センチ。二宮がクルーニーを選んだのは、低身長と童顔の2つのコンプレックスを一度に解消してくれる人物だからじゃないでしょうか。クルーニーは渋いオヤジ顔の筆頭で、ごま塩頭もくっきり刻まれたシワも男の勲章と呼ぶにふさわしい。一方の二宮は現在35歳、いまだに高校生役が通用するほど若々しくシワやシミとも無縁のたまご肌の持ち主。ひげも薄く、男臭さはみじんもない。ところが、当然役柄は狭まるわけで、幅広い役を演じたいがためにオヤジ顔を欲しがっているのでは?」
教師、フリーター、料理人、検事とこれまで様々な役柄を演じてきた二宮。童顔が邪魔してやりたい役もできないというジレンマを抱えているのかもしれない。
(塩勢知央)