乃木坂46の斎藤ちはるが5月20日のライブにてグループからの卒業を発表。日程は明言していないが、本人はMCで「夢の道、第二の人生は簡単な道ではなく険しい道だと思いますが、私らしく前向きに頑張っていきたいと思います」と語り、次のステップが決まっていることを示した形だ。
「今回は進路を明言しませんでしたが、昨年12月には『週刊女性』が『国民的アイドルグループの“S”にキー局から内定が出た』と報じており、内定時期から見てテレビ朝日に違いないと言われていました。そしてSというイニシャルから斎藤の名前が取りざたされていましたが、大学4年生になったばかりの5月に卒業を発表したことは、内定者を早めに囲い込みたいテレビ局の思惑と合致。それゆえ来年4月にテレビ朝日で斎藤ちはるアナが誕生するのは、ほぼ確実でしょう」(業界関係者)
乃木坂46の一期生の中ではさほど目立つ存在ではない斎藤だが、女優系の顔立ちは女子アナ向けとの呼び声も高い。明治大学文学部では演劇学を専攻し、歌舞伎や能、シェイクスピアについて学ぶ知性派でもある。そして「世界ふしぎ発見!」(TBS系)ではミステリーハンターとしてマネージャーなしで11日間の海外ロケもこなすなど、アイドル離れした行動力は即戦力とさえ言えそうだ。その斎藤にいま、アメフト関係者からも熱い視線が注がれているという。
「ご存知のようにアメフト界では今、日大アメフト部による危険タックルが社会問題化し、競技そのもののイメージが低下しかねない危機的状況にあります。その中で、父親がコーチ兼任の現役アメフト選手である斎藤に熱い視線が注がれているのです。彼女の父親は『アメフト界のイチロー』とも称される、関係者では知らぬ人のいない名選手。そして娘の斎藤も大のアメフト好きで、NFL関連の番組に出演した経験も少なくありません。その彼女が局アナになれば、スポーツ番組でアメフトを取り上げる時の大きな味方となり、イメージアップに貢献してくれるはず。テレビ朝日では現在、アメフト関連の番組はありませんが、そんな局側の事情すらも彼女なら打破してくれるかもしれません」(アメフトに詳しいスポーツライター)
アメフトファンの間ではかねてから斎藤親子の共演が待望されていた。父親はまだ数年は現役を続けると周囲に話しているが、この調子だと来期も現役を続行し、斎藤アナからインタビューを受けるシーンも期待できそうだ。
(金田麻有)