乃木坂46の一期生メンバーである斎藤ちはるがテレビ朝日に内定したとの情報が広がっている。発端は12月16日付の「週刊女性PRIME」が、国民的アイドルグループの“S”にキー局から内定が出たと報じたこと。記事ではメンバー名や局名を特定していないものの、様々な情報を総合すると、斎藤とテレ朝にたどり着くという。
その斎藤は知名度では今一つながら、ルックスは女子アナにふさわしい正統派美人。現在は明治大学の3年生で、時期的にもキー局の内定が出るタイミングに合致している。それゆえ乃木坂ファンからは歓迎の声もあがっているが、ある人気スポーツのファンからは悲鳴があがっているというのだ。
「斎藤の父親は47歳にしてコーチ兼任の現役アメフト選手として活躍しており、『アメフト界のイチロー』とも称される名選手。その影響で斎藤もアメリカンフットボールに詳しく、2013年6月のパールボウル(東日本社会人選手権)で、コイントスを務めたり、16年1月放送の『NFLスーパーボウル50周年記念特集』(NHK)では司会に任ぜられるなど、『アメフトアイドル』としてアメフトファンにはおなじみの存在なんです」(アメフトに詳しいスポーツライター)
となれば、情報番組のスポーツ担当を任せられる可能性があるキー局アナウンサーは、斎藤にとって願ってもない絶好な仕事のはず。ではなぜ、アメフトファンは喜べないのだろうか。
「アメフトに力を入れている地上波テレビ局は、米プロアメフト『NFL』の放送権を持つNHKと日本テレビ、そして甲子園ボウル(学生王者決定戦)の放送実績がある毎日放送(TBS系)と相場が決まっています。テレビ朝日にはほとんど実績がなく、斎藤がアメフトから遠ざかってしまうのは確実なんです。ファンの間では、オードリーが司会を務める『NFL倶楽部』(日本テレビ系)へのゲスト出演が待望されていましたが、テレビ朝日内定の立場ではそれもかなわぬ夢かもしれません」(前出・スポーツライター)
ちなみに斎藤の叔父はメキシコ五輪のサッカー日本代表だったという。その縁でサッカー中継に“斎藤ちはるアナ”が起用される可能性も高く、アメフトファンにとってはますます悔しい事態となりそうだ。
(金田麻有)