気鋭の社会学者・古市憲寿氏の発言にいまだ衝撃を覚えている視聴者も多いのではないか。彼が、「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、頭の中の想像上の友達「イマジナリーフレンド」について語ったのは5月20日放送回でのことだ。
「番組の中で、ボクシングの世界王者が、失恋のショックで対戦を延期したという恋愛がらみの話題を扱っていた時です。古市氏は、もし好きな人と結婚して子どもができたら『今だったら3歳かな』といった『イマジナリーチャイルド』を作ると発言。これに対し周囲から『意味がわからない!』『よけい寂しくないですか?』『怖い怖い怖い』などと疑問の声があがりました。さらにスタジオを戦慄させたのが『イマジナリーフレンド』だったのです」(芸能ライター)
古市氏によると、夜寝る前に、話し相手がいないため、想像上のたくさんの友達としゃべっているという。これにはダウンタウン松本人志も「今、お台場で一番ヤベー奴」とバッサリ。
だが、古市氏によれば、口には出さないものの、頭の中でどんどん話が進んでいくのだという。
「古市氏と親しい千秋は彼の主張に、一定の理解を示していましたが、他の出演者からはまったく共感を得られず、逆に彼は『そんなにヤバいことなの!?誰もいないんですか(それを考えている人)』と動揺していました。ですが、彼の頭のすでに何人かステディな友達がおり、自分とともにどんどん成長していくそうです」(前出・芸能ライター)
古市氏といえば、「女性とのキスは唾液の交換だからしない」「ブサイクは怠惰の象徴」「ハーフは劣化が早い」など、迷言・妄言で知られるが、夜な夜なそういった会話を頭の中で何人もの友達と繰り広げていると思うと、うすら寒くなってしまうが、彼には特筆すべき事実があるという。業界関係者が耳打ちする。
「これでも彼のことをイケメンという人もおり、ファンも意外といるらしいんです。講演会には女性客が多く詰めかけるそうです」
人と変わっているからこそオファーが絶えないのだろうが、彼の言動についていけない視聴者は間違いなくいるだろう。需要があるからと言って、毎週出るのはやはり、勘弁してほしいものだが…。
(魚住新司)