婦女暴行事件で逮捕された高畑裕太が9月9日に不起訴処分で釈放されたが、その時の映像はライブ中継され、その後もネット上で何度も閲覧されていることから、いまだ物議を醸している。
高畑の「本当に申し訳ありませんでした」の絶叫には、背筋に寒気を感じた人も多かったようだ。さらに、車に乗り込む際に報道陣を睨みつけるような表情は「絶対に反省してない」「謝る時の目ではない」「お前ら、覚えとけよ!」など、視聴者が即座に感じたコメントが殺到。高畑の一連の行動は、世間の恐怖心を増長させてしまっただけのようだ。
11日に放送されたワイドショー番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)でも、この映像は紹介され、出演者のウエンツ瑛士は「怒ってるのかなって、一瞬思いますよね」とコメントし、東野幸治は「興奮しているのを抑えているのでは?」と、それぞれが当時の高畑の心境を世間一般と同じように分析したが、松本人志は「う~ん」とひたすら困惑するばかりだった。
「松本は昨年11月にバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)の看板企画『本音でハシゴ酒』で高畑と共演しています。そこでも坂上忍が真剣に話しているのをやたらニヤニヤしながら聞いている高畑に対し、松本がそれを指摘しても『ヤバいっすね』『めっちゃ楽しい』を連呼。松本も『バカなのか?』と本気であきれていました。そうした過去の苦い交流を思い起こし、あえて番組で高畑の釈放時の心理について軽々しい発言を避けたようにも見えましたね」(エンタメ誌記者)
まさに異端児としか形容のしようがない高畑。敏腕弁護士の腕を借りて釈放されるも、同日に所属事務所を解雇され、交際していた女性とも破局の報道があったばかり。今後は母子でどういった道を模索していくのだろうか。
(本多ヒロシ)