サッカー日本代表の長友佑都が5月30日に行われたガーナ代表との壮行試合に出場。チームは0-2で惨敗を喫するも、同選手はあくまでポジティブな姿勢を崩さなかった。
ロシアW杯本大会前の国内最後の強化試合を勝利どころか無得点で終えてしまった西野朗監督率いるサムライブルーだが、長友は試合後「(フリーキックとペナリティキックという失点に関して)流れの中でゴールを奪われたわけではなかったし、ガーナにも前半はそこまでチャンスは与えていない。ボクはポジティブに考えていますよ」と語り、あくまで前向き。さらに、「今の選出メンバーを見てもわかりますが、打たれ強くてタフな選手がそろってる。(本田)圭佑も岡崎(慎司)も。だから、ボクらは追い込まれれば追い込まれるほど、叩かれれば叩かれるほどまた立ち上がりますよ。こういう危機的状況のほうがボクらにはポジティブに働きます」と宣言。ファンにとって心強く、かつ頼もしい言葉を残した。
長友による今回の前向きなコメントにはネット上でも「頼りにしてます!」「やっぱこの人はいつも何かやってくれそうだ」との歓声が上がる一方、「もうそういう根拠のない言葉はいいから、結果で示してくれ…」「何かいっつも“やってやります風”なコメントですが、試合は惨敗しましたね」「ツイッターで本の宣伝なんかしてないで練習してください」「そんなコメント良いからとにかく結果が欲しいです」という厳しい意見も見られた。
「普段ならこうした長友のような前向きな言葉というのはファンやサポーターを安心させるものとなるんですが、さすがに今の日本代表の状況を考えると『呑気すぎる』『よくそんなこと言えるな』といったリアクションとなり、ファンの感情を逆撫でしてしまうことになりかねませんね」(スポーツライター)
なお、今回のガーナ戦の敗北については俳優の川平慈英も自身のツイッターで〈どう見てもひどい試合。腸が煮え繰り返る。(観客の)ブーイングは正しい〉と綴り、その試合内容にご立腹。続けて、〈心折れた。でも今夜だけにします。明日新たに魂掘り起こしサポートだっ! 理由? 日本代表だから〉とし、怒りまくりながらも今後もエールを送り続けることを誓っている。
多くの期待と不安が入り混じる現在の西野ジャパンだが、万全の体制でロシアへと赴いてもらいたいところだ。
(ジェイコヴ)