目標を実現するために限りなく貪欲にいくようだ。
5月30日、「第10回AKB48世界選抜総選挙」の中間開票速報がAKB48劇場で行われた。昨年の速報でも1位となったNGT48・荻野由佳が59,531票という2位のSKE48・松井珠理奈に約2万票の差をつける圧倒的な強さを見せ、2年連続の速報1位となった。もちろん、あくまで中間速報ということで、ここからさらに順位が変動していくわけだが、この総選挙でスポットを浴び、ブレイクを狙いたいメンバーたちはやはりこの速報の結果に一喜一憂しているようだ。
AKBグループの毒舌クイーンであるNGT48・中井りかは5月25日に放送されたバラエティ番組「必殺!バカリズム地獄」(Abema TV)に出演していましたが、総選挙前ということもあって、落ち着かない様子を見せていた。あげくの果てには「(人気のためなら)パンツでも何でもあげますよ」という衝撃的な発言も出て、視聴者を驚かせていました。
そんな中井のイヤな予感は的中し、昨年の選抜総選挙では23位となっていたものの、中間速報では46位とやや出遅れている。ただ、その中井よりも危機感を感じているのが、昨年の選抜総選挙で8位となったSKE48・惣田紗莉渚だ。
「一昨年の選抜総選挙は30位、昨年8位と順調に順位を上げて、今年は3位を目標にしていた惣田ですが、何と今回の中間速報では発表された上位120位の中には入ることができませんでした。それに惣田も当然焦っていたようで、中間速報翌日に行った『SHOWROOM』によるネット配信では『みんな死ぬ気で投票してください』『ありとあらゆる手、邪道と言われてもいいんです。泥臭く3位をつかみましょう』とファンに精一杯訴えていました。さらには、逆転方法については『1人500票目標で今年は頑張りましょう』『500(票)がキツいかたは100票でお願いします』という具体的なお願いをしていました」(アイドル誌ライター)
元AKB48で2大エースの1人であった大島優子も「票数というのは皆さんの愛です」とスピーチしていたが、仮にそうだとしても、ここまでストレートに大量投票してくれとお願いするメンバーは初めてということで、惣田のこの発言には賛否が分かれる結果となった。
これを反響を受け、惣田も「投票数を強要した感じに感じられてしまっていたら…もしそうだったら、ごめんなさい」と謝罪している。ただ、それだけどうにか上位に入りたいという気持ちだけは中井も惣田もしっかり伝わってくるだけに、果たしてこのSNSを受けて、ファンがどれだけ奮起するのか見ものだ。
(本多ヒロシ)