6月4日、所属事務所である「アミューズ」との契約終了が発表された小出恵介。
昨年6月に報じられた未成年の女性との淫行問題で無期限の芸能活動休止状態だったが、そのまま事務所を去ることになった。
契約終了に際して、
「いつの日か、一表現者として皆様の前に姿をお見せすることができればと思っております」
と、小出本人がコメントを出したものの、今後の活動は不透明だ。事件による大きな代償を払うことになった小出だが、業界内では同情の声も上がっている。
「起こした事件自体は間違いなく彼のあやまちですが、事務所の下した判断としては相当厳しいものになった気がします」
とは、テレビ関係者だ。
「被害者側の関係者に『ハメられた』との見方も根強くあり、たとえ時間はかかっても、謹慎を経てアミューズで復帰できるものと見る向きが実は大半でした。今回、彼が契約終了となった背景に“あの事件”の影響を指摘する声が出ているんですよ」
小出の契約終了を後押しした“あの事件”とは──。
「今年4月に発覚したTOKIOメンバーだった山口達也の未成年わいせつ事件(起訴猶予処分)ですね。ジャニーズが山口をアッサリと契約解除したことで、アミューズも小出を温情で残留させることが難しい風向きになったという見方が囁かれているんです。フリーでも山口のようなミュージシャンなら自主的にライブができますが、俳優の小出にとって契約終了は致命的。今後、事務所の後ろ盾を失った彼が厳しい環境を強いられるのは避けられません」(前出・テレビ関係者)
一表現者としての復活を待ちたいところだが…。
(白川健一)