女優の藤原紀香が7月4日に公開したブログの内容に、一部の鉄道ファンが疑問を投げかけている。
紀香は東北で行われるボランティアに参加するため、新幹線で移動したことを明かしている。何でも朝食を新幹線の中で食べたそうだ。新幹線の前で撮影した写真と座席のショットを公開している。これの何が疑問なのか。
「紀香さんが乗っているのはシートの柄から判断するとE2系新幹線のグリーン車です。おそらく東京駅7時16分発の「はやて119号」でしょう。これはE5系新幹線の『はやぶさ』よりも停車駅が多く、時間がかかります。もし盛岡まで行くのであれば、東京駅7時36分発の『はやぶさ3号』に乗ったほうが早く着く。なのになぜわざわざ『はやて』に乗ったのか疑問視されているんです」(鉄道ライター)
紀香は2016年11月にもE2系新幹線に乗ったことをブログで明かしており、この時も、なぜわざわざやまびこに乗ったのかと疑問が寄せられた。この時はE2系のほうが窓が大きいため、車窓を楽しむために選んだのではないかと推測されている。つまり彼女は「鉄子」なのかもしれないというのだ。
「ただ、今回は単純に停車駅の関係だと思われます。紀香さんは目的地を宮城県の南三陸と書いています。これが南三陸町のことを指すのであれば、おそらく古川駅で新幹線を降りたかったはず。『はやぶさ』は古川に停車しませんからね。もし古川で下車したのだとすると、そこから陸羽東線に乗り換えて小牛田駅へ行き、石巻線に乗り換えて前谷地駅、さらにBRTと呼ばれるバス高速輸送システムに乗って南三陸町に入ります。気仙沼線の柳津駅と気仙沼駅間は東日本大震災の影響で不通になっているので、バスに乗り換えないといけないんです」(前出・鉄道ライター)
何度も乗り換えなければいけない大変なルートで紀香は現地入りしたようだ。もしこの通りであれば、ボランティア活動のために彼女はかなり骨を折ったことになる。
「紀香は熊本地震で不用意なコメントをブログに書き、炎上したことがありました。ですが、東日本大震災や熊本地震などの災害に対してボランティア活動を盛んに行っている。今回も大移動をものともせずに活動しています。その姿勢は称賛されるものではないでしょうか」(芸能記者)
藤原紀香がE2系新幹線に乗った理由、今回は、“鉄子であるから”というわけではなかったようだ。