8月25~26日に放送される「24時間テレビ」(日本テレビ系)にて、サンドウィッチマンが“番組パーソナリティー”を務めることがわかった。7月9日放送の同局の「ZIP!」にて発表されたもの。
そのサンドウィッチマンは仙台市出身で、2011年の東日本大震災では宮城県気仙沼市でのロケ中に被災。それ以降、地元の東北で震災復興活動に打ち込み、多額の寄付を行ってきたことで知られている。そんな自負があるのか伊達みきおは「個人的にはお祭りのような番組だと感じていました」と皮肉をにじませつつ、「結果的にチャリティに参加していただけたらいいなと思っています」との意気込みを口にしていた。
「サンドウィッチマンが開設した『東北魂義援金』ではこれまで、総額4億円以上を寄付しています。また二人は寄付を続けるだけではなく、東北で仕事をすることも意識しているとか。17年3月10日出演したラジオ番組では『芸人ではなく宮城県民として生き残ったボクらはやるしかないでしょ』と語るなど、チャリティに向き合う意識が群を抜いて高いことは間違いありません」(芸能ライター)
そんな2人に対して、一部からは「『24時間テレビ』への出演にはガッカリした」との声も漏れ伝わってくるようだ。というのも同番組はチャリティ番組でありながら、出演者にはギャラが支払われているともっぱらの噂なのである。そんな声にサンドウィッチマンはどう応えるのか。
「他の出演者がギャラをもらっているのに、サンドウィッチマンだけもらわないというわけにもいきません。それゆえ彼らはそのギャラを、丸ごと寄付に回す可能性があります。そうすれば『24時間テレビ』のギャラがいくらなのかを世間に明かすことにもなるでしょう。欧米ではチャリティ番組のギャラを丸ごと寄付するのはごく当たり前の行為ですが、それが日本にも根付くきっかけになるかもしれません」(週刊誌記者)
1978年に放送された第1回目の「24時間テレビ」で総合司会を務めた萩本欽一は、出演ギャラを釣り上げたうえで、その全額をチャリティに回したという。はたしてサンドウィッチマンは自分たちのギャラを明かすのか。別の意味でも今年の「24時間テレビ」には注目が集まりそうだ。
(金田麻有)