東日本大震災から今年で6年。震災直後は、多くの芸能人が寄付や慰問を行ってきたが、現在も変わらずに寄付を続けている芸人がいる。お笑いコンビ、サンドウィッチマンである。そもそも東北出身の2人が寄付をしているということは、美談としてあまりにも有名な話だが、その総額がなんとケタ違い。
「2人はこの間も3月11日を前に福島を訪れ、内堀雅雄福島県知事に665万7599円を渡したばかり。こうして6年間定期的に寄付を行い、その総額がなんと4億円にも達しているのです」(スポーツ紙記者)
サンドウィッチマンは、震災直後の11年3月16日に「東北魂義援金」を開設。そこでの寄付金額がなんと4億164万8290円にも及んでいるという。このことが明らかになると、たちまちネット上では「そこまで稼いでいる印象ないのに、累計4億円以上寄付するなんて本当にいい人なんだろう」「被災地に継続して4億寄付しているのはスゴイ」「寄付していることを言っていないのもカッコイイ」などと称賛コメントが連打されている。
「2人は震災時に気仙沼で仕事をしていました。当日高台に避難して助かりましたが、地元の人たちの家が流されていくのを、ただ呆然と見るしかなかった。地元愛もありますが、そんな惨状を目の当たりにして、居ても立ってもいられず義援金を立ち上げたのでしょうね」(地元紙記者)
また寄付金がらみでは、昨年解散したSMAPにもこんな話がある。
「SMAPが最終回の『SMAP×SMAP』で寄付金を呼び掛けていました。彼らは震災直後にソフトバンクの孫正義氏や王貞治とともに『東日本大震災復興支援財団』を立ち上げています。しかし解散してしまいどうなるのかと思われたのですが、どうやらグループ名は発起人として名前が残るようです」(前出・スポーツ紙記者)
支援を通じて見える様々な人間模様。復興を願う気持ちは、皆同じである。