お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が8月7日放送の「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)に出演し、自身の“裏口入学”を報じた「週刊新潮」に反論した。
記事では、太田の父親が生前に裏口入学案件を扱う人物とパイプを持っていたとして、その“謀議”を証言する“関係者”のコメントが紹介されており、そのコネクションが太田の日大芸術学部への合格に生かされたという証言が綴られている。だが、太田は同ラジオで「週刊新潮バカ野郎、なんだこの記事はよ。誰が裏口入学だ?ふざけんなよ。あんなバカ学校に(裏口入学)するわけねえだろ」と主張し、裏口入学報道を完全否定した。
「相方の田中裕二もこの報道について、“罪深すぎる”と苦言を呈しましたが、何を隠そう太田の日芸合格を誰よりも驚いていた最初の人間が田中ですよ。田中と太田の最初の出会いは日芸の受験会場ですが、その際に周囲の学生などにヤジやイチャモンを浴びせ続け、会場を荒らしていた人物こそ太田。田中はそんな傍若無人な振る舞いをしていた当時の太田を初めて見たとき、『あぁ、アイツはまず合格しないだろうなぁ』と確信したと過去にバラエティ番組で回想しています。しかし、いざ日大入学式のトイレで太田の姿を再発見した時に『え、君受かったの!?』と驚いて思わず声をかけたそうです」(テレビ誌ライター)
以来、2人は運命共同体のように家族以上に長く濃密な時間を過ごしてきた。太田の“裏口入学”報道に、ラジオ内では苦言を呈した田中だが、心の奥底では受験時の珍エピソードが脳内を駆け巡っていたかもしれない。
(木村慎吾)