教育評論家の“尾木ママ”こと尾木直樹氏が8月16日、自身のブログを更新し、山口県周防大島町で行方不明になっていた2歳の男児を発見したボランティアの尾畠晴夫さんと、不正判定疑惑に揺れる日本ボクシング連盟の前会長・山根明氏を年齢の観点から比較している。
〈なんて人間らしい尾畠おじいちゃん〉と銘打たれた記事内で、山根氏を“自己中心”“自己満足”などと表現し、〈毎日毎日ただキャラが濃いというだけで山根明の犯罪性をとことん暴くことを忘れた番組のオンパレードに〉と報道番組の姿勢にクギを刺すと、続けて〈78歳の尾畠ボランティアおじいちゃん! 山根明を完全ノックアウト!!〉〈同じ78歳!! まるで裏と表の違い〉とまくし立て、ボクシング界で暗躍したとされる山根氏と、行方不明男児を救った尾畠さんの2人を同年齢という共通項から比較した。
しかし、このやや強引とも思える尾木ママによる“78歳くくり”の指摘はネット上からも違和感を覚えたとするツッコミが相次いでおり、「その2人を比較しても仕方ないでしょ」「なぜ比較する?」「比べるのは失礼」との反応が続出。一方で、「同じ78歳でも生き方、考え方でこうも違うのかと思わせる内容ではある」「たまたま同時期に同い年で正反対のような人が出てきたら、そりゃあ比較するだろう」など、キャラクターの違いすぎる2人を78歳というアングルから比較した意義を説明するコメントも。
「今が旬のワードや人物をブログで取り上げることで閲覧数を増やす意図があったのか、もしくは単に同じ78歳でもこれだけ違う! との主張がしたかったのかはわかりませんが、尾木ママのブログはとにかく更新頻度が高いので、ネタ切れ状態に陥っている可能性もありますね。1日平均で4~5記事、多い時には1日で6記事を超える投稿をする尾木ママですから、あらゆる創意工夫を凝らして日々の更新を続けているのかもしれません。その中で今回の記事のように世間からは疑問符がつくような内容の記事も出てきてしまうといったところでしょうか」(エンタメ誌ライター)
一部からは“ブログ依存症では?”との指摘も寄せられる尾木ママ。まずはそのヘビーな更新頻度を抑えることも必要なのかもしれない?
(木村慎吾)