前代未聞のアイドルが爆誕だ。吉本興業の所属タレントを対象とした新プロジェクト「吉本坂46」の最終メンバーが8月20日に発表され、暫定センターに選ばれたトレンディエンジェル・斎藤司とスパイク・小川暖奈を含む全46名の顔ぶれが明らかになった。ところが、その中に極楽とんぼ・山本圭壱の名前も入っており、アイドルファンを中心に批判が続出しているというのだ。
「未成年女性と飲酒したうえで不適切な行為に及び、書類送検になった過去を持つ山本を選ぶとは、心底驚きましたね。その件で山本は不起訴処分になっていますが、その理由は嫌疑不十分ではなく、女性との間に示談が成立したことで被害届が取り下げられたから。つまり山本自身はみずからの行為を認めていたんです。不祥事から復帰した芸能人は少なくないものの、未成年女性相手の不適切な性的行為、しかも当初、女性側から性的暴行で被害届を出されてされていたケースとなると話は別。メンバーに選ばれた山本には世間の厳しい目が注がれることでしょう」(芸能ライター)
その山本が吉本坂のメンバーとして活動することにより、アイドルではおなじみのイベントが修羅場と化すのは間違いないという。アイドル誌のライターが眉をひそめる。
「吉本坂ではソニー・ミュージックレコーズからCDをリリースする予定で、握手会の開催も確実。それを踏まえてネット上では、今から『よーし、山本の列に並んでやる』といった挑戦的なコメントが続出しています。彼らの狙いは山本に対して挑発的な言葉を投げつけること。握手会ではメンバーを傷つけるような言動や暴言は禁止事項に該当しますが、山本自身が過去に犯した不祥事について言及するのは暴言とは認定しづらいはず。そんな感じで、参加者が次から次と山本に厳しい言葉をぶつければ、今度は山本自身が我を忘れて怒号をあげてしまう恐れもあります。そうなったら新たな炎上ネタになるのは確実で、いずれにせよ吉本坂の握手会が修羅場になる可能性は十分にありそうです」
はたして吉本坂の握手会は開催されるのか、そして山本のブースは用意されるのか。別の意味で今後の活動に注目が集まりそうだ。
(金田麻有)