8月25~26日に放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)にて、お笑いコンビ「ANZEN漫才」のみやぞんがトライアスロン形式でのチャリティーマラソンに挑戦し、みごと完走を果たした。しかしその舞台裏は騒然としていたという。
「みやぞんが痛み止めを服用しながら走るシーンでは、例年以上に『走る意味』が議論の的となり、猛批判を浴びました。特に今年は温度計が41.3℃を超える場面も映し出されるなど酷暑の中で実施されたため、番組中には苦情の電話が殺到。『みやぞんをツブす気か!』などと殺気だった声も少なくなかったようです」(業界関係者)
しかしチャリティーマラソンへの批判は毎年のようにわき起こっているため、日テレではどこ吹く風。早くも来年に向けてチャリティーランナーの人選を始めているという。ただし毎年恒例の番組における常として、何かしら新しい要素を付け加える必要もあるようだ。そこで名前のあがっている候補者について、前出の業界関係者が耳打ちする。
「さすがにトライアスロンまでやってしまったとあって、来年はハードルを下げる方向のようです。そうなると、体力自慢のタレントを起用しづらいため、次回は女性ランナーの可能性が高い。その上で新機軸となると、過去の女性ランナーでは例のないコンビやグループがアイデアの一つ。ブレイク中のお笑いコンビ『ガンバレルーヤ』なら、その“頑張れるーや”ぶりをアピール可能です。ほかにはNGT48が、新潟から東京・日本武道館まで史上初の駅伝形式で走るというアイデアもあるとか。これだと一人当たりの走る距離を短くできますし、NGTのレギュラー番組『NGT48のにいがったフレンド!』を放送するテレビ新潟は都合のいいことに日テレ系列。前例のない駅伝形式は他グループにも応用可能で、候補者はほかにもいそうですね」
長距離の駅伝では24時間に収まらない可能性もあるが、今年のみやぞんは「24時間テレビ」の放送スタート前にトライアスロンをスタートするという前例を作っていた。これも来年に向けての布石だったのかもしれない。
(浦山信一)