昭和の終わりから平成初頭にかけて、後に「お笑い第3世代」と呼ばれるルーキーが続々誕生した。代表的なのは、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、B21スペシャル。現在もバラエティ界を支えている彼らはもう、アラフィフ&アラ還世代。東京のとんねるず、関西のダウンタウン、熊本県&香川県のウンナンと、出自がバラバラなのもおもしろい。そんな中、浜田雅功と元B21のヒロミには、仰天の共通点があるという。
「浜ちゃんは兵庫県出身でヒロミは東京都出身なんですが、2人のお父さんが高校時代の同級生なんです。高校卒業から何十年も経った時に開かれた同窓会で、ヒロミのお父さんが『うちの息子は今お笑いやってるヒロミなんだ』というと、関西に行った同級生が『うちの息子もやってんだよ、ダウンタウンの浜田』とカミングアウト。まさかの真実が発覚したんです」(女性週刊誌記者)
ヒロミの父は東京都八王子市に転居して、工務店を開業。自身は大工だった。現在、ヒロミが「有吉ゼミ」(日本テレビ系)などでプロ並みのDIYテクを披露しているのは父譲り。
一方、兵庫県尼崎市に移り住んだ浜田の父はペンキ店に就職。雅功が小学生の時に独立した。ところが、知人の連帯保証人になったことによって、生活が暗転。それなりに裕福だった家族は、老朽化したおんぼろアパートに転居。天井が抜けて、階上に住んでいたおばちゃんが落ちてきたというから、相当な築年数だ。
浜田家、ヒロミ家の家族間では、双方の父親同士が学友だったことは周知の事実だった。しかし、親のプライバシーを配慮してか、たがいがテレビのネタにするようなことはなかった。もう30年以上、芸能界に身を置いている浜田とヒロミ。最近はテレビでの再共演も多い。コアな家族トークを聞かせてほしいものだ。
(北村ともこ)