お笑い芸人の狩野英孝が9月4日、自身のオフィシャルブログ「狩野とアルいてく」を更新し、コンビニエンスストアのローソンの商品陳列を「素晴らしい」と絶賛する内容をアップした。
それは、「LAWSON」とのタイトルで更新されたエントリー内で、〈仙台のLAWSON。。陳列が凄く綺麗。店員さん素晴らしい。思わず写真を撮ってしまう〉と綴り、あらゆる種類のカップラーメンが一つ一つみごとに整頓して並べられた商品棚の画像を掲載すると、〈僕もちゃっかり入る〉などと付け足し、商品棚の隣でしゃがみながらカメラ目線でピースする姿を収めた写真も公開。ハッシュタグにも“凄く綺麗”“陳列”“素晴らしい”とのワードを並べ、終始LAWSONの細部にわたる企業努力を褒めちぎる内容となっていた。
だが、この“LAWSON賞賛”記事にはまさかのオチが待っていた。
「狩野がローソンの商品棚として掲載した画像には、セブンイレブンがオリジナルで開発しているプライベートブランドのたまごスープや、店内に設置された“セブンイレブン仕様”の壁掛け時計などが写り込んでいたんです。ファンから『そこローソンじゃなくてセブンですよ』とのツッコミを受けることになりました。慌てた狩野は《やべ、店名間違えたww》とツイートし、後に記事内の“ローソン”と表記していた箇所を全て“セブンイレブン”へと書き換え、タイトルも“セブンイレブン”となったんです。さんざんローソンの素晴らしさを力説していた記事内容だっただけに、こっ恥ずかしいエンディングとなってしまいましたね」(テレビ誌ライター)
この狩野の天然過ぎる失態に関して、ツイッターのリプライ欄やネット上では〈ローソン涙目〉〈うけるww そういうとこすき〉〈面白いから(元のブログ記事)消さなくてよかったのに〉〈ラーメン、つけ麺、ぼく天然〉〈ワザとらしい…とは思わない天然さんですよね〉との反応が上がっており、ネット民は一様にこの“狩野劇場”を楽しんだ様子だ。
ツイッター上でブログの内容を改めて更新したことを報告し、訂正前と訂正後で2度、ブログへのアクセスを獲得した格好の狩野。ド天然とはいえ、注目のされ方を熟知している賢さのようなものも兼ね備えた芸人とも言えるかもしれない。
(木村慎吾)